オフライン環境設定ファイルのチェックでは、実行ノードの本製品のインストールディレクトリ配下に作成されたオフライン環境設定ファイルの設定内容が正しいかどうかを確認します。
コマンドを使用して、オフライン環境設定ファイルのチェックを実行する手順を説明します。
注意
「8.1 オフライン運用環境設定の流れ」を参照して、事前に行うべき作業がすべて完了していることを確認してください。
環境設定ファイルのチェックを行う前に、必要な環境設定ファイルをすべて作成してください。環境設定ファイルについては、「8.4.1 オフライン環境設定ファイルの作成」を参照してください。
本コマンドでは、各環境設定ファイルに設定されたOracleデータベース関連情報の正当性チェックは行いません。設定には十分な注意が必要です。
本コマンドでは、バックアップ先に指定された領域の有無、領域のサイズおよびアクセス権のチェックを行いません。設定には、十分な注意が必要です。
ポイント
クラスタ構成の場合は、プライマリノードで実行します。
rootユーザーでログインします
データベースサーバにrootユーザーでログインします。root以外のユーザーでログイン後、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更することもできます。
オフライン環境設定コマンドを実行します
以下のコマンドを実行してください。
環境設定ファイルの設定内容がチェックされます。
# installdir/bin/rmfoconfigof confname -c |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
実行結果を確認します
コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。コマンド終了ステータスについては、「第16章 コマンド」を参照してください。処理終了メッセージについては、「第17章 メッセージ」を参照してください。
実行ログを確認して、エラーが発生していないことを確認してください。実行ログについては、「第18章 実行ログ」を参照してください。