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PRIMECLUSTER  Web-Based Admin View操作手引書 4.3

3.1.3 Web環境を準備する

Web-Based Admin Viewを使用するための、Webブラウザの設定、および使用方法について説明します。

クライアントの準備は、以下の手順で行います。

3.1.3.1 Webブラウザを準備する

クライアントではWebブラウザを準備する必要があります。

サポートするOSおよびWebブラウザについては、各運用管理製品で異なるので、必ず各運用管理製品のマニュアルで確認してください。

なお、Web-Based Admin Viewとしてサポートされる基本的なものについては、"3.1.2 クライアント環境を準備する"の項を参照してください。

各ブラウザのインストール方法、環境設定については各ブラウザのマニュアル等に従ってください。

Web-Based Admin Viewでは、クライアントの識別を行うためにWebブラウザのcookieを利用しています。

cookieを扱うための設定については各ブラウザのマニュアル等に従ってください。

プロキシの設定

◆Internet Explorerでの設定手順

  1. Webブラウザで[ツール]-[インターネットオプション]を選択します。

  2. [インターネットオプション]画面で、[接続]タブを選択します。

  3. LANの設定カテゴリで、[LANの設定]を選択します。

  4. [ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]画面で、全てのチェックを外します。

  5. [ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]画面で、<OK>を選択します。

  6. [インターネットオプション]画面で、<OK>を選択します。

3.1.3.2 Webブラウザの使用環境に応じた設定を行う

サポートされるJava Plug-inのバージョンは、"3.1.2 クライアント環境を準備する"に明記されていますが、Java Plug-inを使用可能な運用製品にはOracleが無償で提供するJava Plug-inが同梱されているものもあります。

設定を行う場合には、"■Java Plug-inを設定する"に従って設定を行ってください。

■Java Plug-inを設定する

◆Windows(R)

  1. Java Plug-inがすでにインストールされているかどうかを確認します。

    クライアントにおいて、コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]を起動し、以下のバージョンが表示されれば、Java Plug-inをインストールする必要はありません。

    • Java 7

  2. Java Plug-inをインストールします。

    CD-ROM上のJava Plug-inインストーラを実行してください。

    CD-ROMのドライブ名:\plugins\win\jre-7<version>-windows-i586.exe

    <version>はCD-ROM上のファイルバージョン番号に置き換えてください。

    画面で表示される手順に従ってインストールしてください。

  3. Java のランタイムパラメータを設定します。(英語GUI画面を表示する場合のみ)

    1. コントロールパネルの表示形式を以下のように設定します。

      表示形式の設定は"■言語の変更方法について"を参照してください。

      • Windows(R) XP、Windows Vista(R)の場合

        クラシック表示

      • Windows(R) 7の場合

        大アイコン または 小アイコン

    2. [スタート]-[コントロールパネル]-[Java]-[Javaタブ]-[表示]を選択します。

      Java Runtime Environment設定画面が表示されます。

    3. Java Runtime Environment設定画面の[ユーザタブ]を選択して、ランタイム・パラメータに以下を追加します。

      -Duser.language=en -Duser.country=us

    注意

    ランタイムパラメータの設定時にJavaが動作していた場合は、設定後にJavaを使用しているプログラムを再起動してください。

    Javaを使用しているプログラムが不明な場合は、Windows(R) オペレーティングシステムを再起動してください。

以上で、Java Plug-inの設定は完了です。

注意

  • インストールされているJava Plug-inのバージョンが上記のバージョンより古い場合も適切なJava Plug-inのインストールを行ってください。

  • Java Plug-inのインストールはWebブラウザのインストールより後に行わなければなりません。Java Plug-inをインストールした後、Webブラウザをアンインストールした場合は、いったんJava Plug-inをアンインストールしてからJava Plug-inを再インストールしてください。

  • Windows(R)版のJava Plug-inでは、バージョンによってはクライアントのシステムディレクトリにキャッシュファイルが残存する場合があります。ディスクのクリーンアップ機能を使用する等、なんらかの手段により定期的にキャッシュファイルを削除することをお勧めします。