/etc/opt/FJSVcluster/etc/clovmmigrate.confの作成(ゲストドメイン)
すべてのノードで/etc/opt/FJSVcluster/etc/clovmmigrate.confを作成し、クラスタ構成ノードおよび移動先のサーバの情報を事前に登録します。
注意
clovmmigrate.confファイルは、すべてのクラスタノードで同一にしてください。
本手順は一度だけ実施し、マイグレーション実施ごとに行う必要はありません。
ただし、本手順を実施後、“14.2.3 事前設定後に構成変更を行った場合”に該当する構成変更を行った場合は、本手順を再度実施してください。
primary_IP primary_weight primary_PPAR-ID XSCF-name1 XSCF-name2
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clovmmigrate.confファイルはシステム管理者権限で作成し、パーミッションを600にしてください。
1行に1ノード分の情報を記載してください。
各項目は空白1文字で区切ってください。
制御ドメインのIPアドレスまたは/etc/inet/hostsに登録されているホスト名
制御ドメインのSFのノードの重み
制御ドメインのPPAR-ID
XSCF-LAN#0のIPアドレスまたは/etc/inet/hostsに登録されているホスト名
XSCF-LAN#1のIPアドレスまたは/etc/inet/hostsに登録されているホスト名
例:2ノード構成のゲストドメイン間クラスタで構築されている場合(“図14.1 クラスタ構成例”)
host1 4 0 XSCF#1-LAN#0 XSCF#1-LAN#1 host2 2 0 XSCF#2-LAN#0 XSCF#2-LAN#1 host3 1 1 XSCF#3-LAN#0 XSCF#3-LAN#1
/etc/systemの設定(ゲストドメイン)
マイグレーションで移動させる対象のゲストドメインの “/etc/system”に、以下の記述を追加して再起動してください。
なお、Solaris 11.1のSRU 9.5.1以降が適用されている環境では、本設定は不要です。
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