ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3

L.1.11 シャットダウン構成ウィザード

以下の機種において、シャットダウン機構の設定、およびシャットダウン構成ウィザードに非互換があります。

この非互換は、PRIMECLUSTER 4.3A10に T006771SP-01 以降を適用した場合に発生します。

L.1.11.1 SPARC Enterprise M3000、M4000、M5000、M8000、M9000の場合

【非互換内容】

SPARC Enterprise M3000、M4000、M5000、M8000、M9000のシャットダウン機構の設定を行うシャットダウン構成ウィザードの画面を変更しました。

この非互換は、PRIMECLUSTER 4.3A10に T006771SP-01 以降を適用した場合に発生します。

【変更点】

変更前 [PRIMECLUSTER 4.2A00、またはPRIMECLUSTER 4.3A10 (T006771SP-01 以降を未適用)]
  • シャットダウンエージェントの選択画面で[SCON]の選択項目がありました。

  • シャットダウンエージェントの選択画面で[RCI Panic]、[XSCF Panic]、[Console Break]、[RCI Reset]、[XSCF Reset]を選択して設定します。

  • Wait for PROMの設定画面で[Wait for PROM]のチェックボックスがデフォルトでチェックされていました。

  • タイムアウト値の設定画面でシャットダウンエージェントのタイムアウト値を設定します。

  • XSCFのIPアドレスは1つ設定できます。

変更後 [PRIMECLUSTER 4.3A10 (T006771SP-01 以降を適用済)]
  • シャットダウンエージェントの選択画面で[SCON]の選択項目を削除しました。

  • シャットダウンエージェントの選択画面で[XSCF]を選択した場合、[XSCF Panic]、[XSCF Break]、[XSCF Reset]が自動的に設定されます。
    シャットダウンエージェントの選択画面で[XSCF]と[RCIも使用する]を選択した場合、[RCI Panic]、[XSCF Panic]、[XSCF Break]、[RCI Reset]、[XSCF Reset]が自動的に設定されます。

  • Wait for PROMの設定画面で[Wait for PROM]のチェックボックスがデフォルトでチェックされていません。

  • シャットダウンエージェントのタイムアウト値は自動的に設定されます。

  • XSCFのIPアドレスは2つまで設定できます。

【注意事項】

特にありません。

L.1.11.2 SPARC Enterprise T1000、T2000の場合

【非互換内容】

SPARC Enterprise T1000、T2000のシャットダウン機構の設定に、シャットダウン構成ウィザードが利用できるようになります。

この非互換は、PRIMECLUSTER 4.3A10に T006771SP-01 以降を適用した場合に発生します。

【変更点】

変更前 [PRIMECLUSTER 4.2A00、またはPRIMECLUSTER 4.3A10 (T006771SP-01 以降を未適用)]

SPARC Enterprise T1000、T2000のシャットダウン機構の設定はCLIで行います。

変更後 [PRIMECLUSTER 4.3A10 (T006771SP-01 以降を適用済)]

SPARC Enterprise T1000、T2000のシャットダウン機構の設定はシャットダウン構成ウィザードで行います。

【注意事項】

特にありません。

L.1.11.3 SPARC Enterprise T5120、T5220、T5140、T5240、T5440、SPARC T3シリーズの場合

【非互換内容】

SPARC Enterprise T5120、T5220、T5140、T5240、T5440、SPARC T3シリーズのシャットダウン機構の設定に、シャットダウン構成ウィザードが利用できるようになります。

この非互換は、PRIMECLUSTER 4.3A10に T006771SP-01 以降を適用した場合に発生します。

【変更点】

変更前 [PRIMECLUSTER 4.2A00、またはPRIMECLUSTER 4.3A10 (T006771SP-01 以降を未適用)]

SPARC Enterprise T5120、T5220、T5140、T5240、T5440、SPARC T3シリーズのシャットダウン機構の設定はCLIで行います。

変更後 [PRIMECLUSTER 4.3A10 (T006771SP-01 以降を適用済)]

SPARC Enterprise T5120、T5220、T5140、T5240、T5440、SPARC T3シリーズのシャットダウン機構の設定はシャットダウン構成ウィザードで行います。

【注意事項】

特にありません。