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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3

L.1.2 hvswitchコマンド

【非互換内容】

クラスタアプリケーションの強制起動(-fオプション使用)時に、RMSが起動していないノードが存在する場合、そのままクラスタアプリケーションを起動するとデータが破損するリスクがあります。そのため、クラスタアプリケーションを強制起動する前にRMSが起動していないノードを強制停止する機能を追加しました。

【変更点】

変更前 [PRIMECLUSTER 4.2A00]

-fオプション使用時に、RMSが起動していないノードがクラスタ内に存在し、データが破損する可能性がある場合でも、RMSはユーザの操作に従いクラスタアプリケーションを強制起動します。

変更後 [PRIMECLUSTER 4.3A10]

-fオプション使用時に、データが破損するリスクを低減するため、RMS が起動していないノードを強制停止してからクラスタアプリケーションを強制起動します。ただし、ノード強制停止に失敗した場合、クラスタアプリケーションの強制起動は行いません。

【注意事項】

-fオプションを使用する場合は、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<クラスタ構築・運用時の留意点>”の“6.1.1 クラスタアプリケーションの強制切替えに関する注意”を確認してから行ってください。