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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3

1.2 導入

PRIMECLUSTERシステムの設計が完了し、構築するPRIMECLUSTERシステムの構成が確定したら、PRIMECLUSTERシステムの導入を行います。

作成したPRIMECLUSTERシステム設計ワークシートをもとに作業を行いますので、設計ワークシートの項目が全て記載されていることを確認してください。

以下の操作手順を(1)から順番に行ってPRIMECLUSTERシステムを導入していきます。

点線の部分は、書かれている条件にあっていれば行ってください。

アプリケーションのインストールを続けて行う場合には、[アプリケーションの環境設定]から[アプリケーションのインストール]に戻ります。

操作に応じて使用する画面が異なります。Web-Based Admin ViewからGUIで行う作業とコンソール画面からCLI、CUIで行う作業を枠線で区別して表しています。

図1.2 PRIMECLUSTERシステム導入の流れ

PRIMECLUSTERシステム導入の流れの中で使用している略称の正式名称は以下のとおりです。

CF: Cluster Foundation

RMS: Reliant Monitor Services

PAS: Parallel Application Services

WT: Wizard Tools

GDS: Global Disk Services

GFS: Global File Services

GLS: Global Link Services

各項目の詳細な内容については、以下の表に記載されているマニュアル参照箇所を必要に応じて参照してください。

表1.1 導入手順とマニュアル参照箇所

作業項目

本マニュアル参照箇所

必須/選択

システム設計

第2章 設計

必須

ソフトウェアのインストール

(1) PRIMECLUSTERのインストール

3.1 PRIMECLUSTERのインストール

必須

(2) 関連ソフトウェアのインストールと設定

3.2 関連ソフトウェアのインストールと設定

選択

(3) アプリケーションのインストールと環境設定

3.3 アプリケーションのインストールと環境設定

選択

クラスタの構築

(4) ユーザ登録/ブラウザ設定

第4章 クラスタ構築の準備

必須

(5) クラスタ初期設定

5.1 クラスタの初期設定

必須

クラスタアプリケーションの構築

(6) GLSの設定

6.2 GLSの初期設定

選択(GLS使用時必須)

(7) GLS使用時のWeb-Based Admin Viewの設定

(8) GDSの設定

6.3 GDSの初期設定

選択(GDS使用時必須)

(9)ファイルシステムの設定

6.4 ファイルシステムの初期設定

選択(ZFS使用時必須)

(10) リソースの設定

6.7.1 リソースの設定

選択

(11) クラスタアプリケーションの作成

6.7 クラスタアプリケーションの設定

必須

Oracle VM Server for SPARC環境でのクラスタの構築

(12) Oracle VM Server for SPARC環境でのクラスタシステム

付録G Oracle VM Server for SPARC環境でPRIMECLUSTERを使用する場合

選択

Oracle Solaris ゾーン環境でのクラスタの構築

(13) Oracle Solaris ゾーン環境でのクラスタシステム

付録H Oracle Solaris ゾーン環境でPRIMECLUSTERを使用する場合

選択