3.1 PRIMECLUSTERのインストール

PRIMECLUSTERのインストール方法には以下の方法があります。

インストールスクリプト
CLI Installerとも呼ばれます。Solaris ソフトウェアと関連ソフトウェアが、すでにインストールされているシステムに対し、インストールスクリプトを使用してノード単位にPRIMECLUSTERのインストールを行う方法です。また、クラスタ管理サーバへのインストールを行う場合もこの方法で行います。

参照

インストール方法の詳細については、“PRIMECLUSTER インストールガイド”を参照してください。

注意

Oracle Solaris ゾーン環境を使用する場合

排他的IPゾーンのOracle Solaris ゾーンがシステムに存在している場合、ノングローバルゾーンを起動する前に、「5.1.1 CF、CIPの設定」までの設定を行ってください。

CF、CIPの設定を行っていない状態でOracle Solaris ゾーンの起動コマンドを実行した場合、コマンドが異常終了します。

＜出力例＞

# zoneadm -z <ゾーン名> boot
zone '<ゾーン名>': WARNING: unable to add network interface '<NIC名>': link busy
zone '<ゾーン名>': failed to add network device
zoneadm: zone '<ゾーン名>': call to zoneadmd failed

注意

PRIMECLUSTER の Fsystem リソースが制御する ZFS の非レガシーファイルシステムを NFS サーバとして公開する場合、事前に以下の修正を適用してください。

T006618SP-03 以後 (Oracle Solaris 11 の場合)
T006626SP-03 以後 (Oracle Solaris 10 の場合)