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Systemwalker Software Configuration Manager パラメーターリファレンス
FUJITSU Software

1.22.3 ミドルウェア個別処理(パラメーター設定編)

PRIMECLUSTER GLSのパラメーターを設定する場合に必要な条件や手順を説明します。

1.22.3.1 パラメーター設定の動作条件

【Linux】

Linuxシステムで、PRIMECLUSTER GLSのパラメーターを設定する場合の前提条件を下記に示します。

また、PRIMECLUSTER GLSのパラメーター設定のうち、仮想インタフェースの作成(「構成1」~「構成3」の設定)は一度だけ行うことができます。PRIMECLUSTER GLSの仮想インタフェースが作成済である場合、Systemwalker Software Configuration Managerから再度設定することはできません。なお、PRIMECLUSTER GLSのパラメーター設定のうち、監視機能のパラメーター(「監視パラメーター」の設定)は、何度でも実行することができます。

構成1~構成3のパラメーターの設定がエラーとなった場合には、作成済の仮想インタフェースは全て削除されます。正しいパラメーターを指定して、再度パラメータ設定を行ってください。また、監視パラメーターの設定が失敗した場合には、その監視パラメータ以降の設定が行われませんが、仮想インタフェースの削除は行われません。正しいパラメーターを指定して、監視パラメータのみの再設定を行ってください。

なお、パラメーター設定時、OSの設定ファイルである/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルに、GLSが必要とする設定を行います。

Linuxシステムで、PRIMECLUSTER GLSのパラメーターを設定する場合の注意事項を下記に示します。

【Windows】

Windowsシステムで、PRIMECLUSTER GLSのパラメーターを設定する場合の前提条件を下記に示します。

また、PRIMECLUSTER GLSのパラメーター設定は一度だけ行うことができます。PRIMECLUSTER GLSの仮想アダプターが作成済である場合、Systemwalker Software Configuration Managerから再度設定することはできません。

パラメーターの設定がエラーとなった場合には、作成済の仮想インタフェースは全て削除されます。正しいパラメーターを指定して、再度パラメータ設定を行ってください。

Windowsシステムで、PRIMECLUSTER GLSのパラメーターを設定する場合の注意事項を下記に示します。

1.22.3.2 パラメーター設定の手順

【Linux】

PRIMECLUSTER GLSのパラメーターを設定した後に、サーバを再起動する必要があります。パラメーター設定ウィザードの[実行方法]画面で、実行後再起動を「する」に設定して実行してください。

【Windows】

PRIMECLUSTER GLSのパラメーターを設定した後に、サーバを再起動する必要がありますが、パラメーター設定ウィザードの[実行方法]画面で、実行後再起動を「しない」に設定してください。実行後再起動を「する」に設定した場合、仮想アダプターの活性化中にサーバが再起動する可能性があり、サーバ起動後に仮想アダプターが活性化されない場合があります。

詳細は、"1.22.3.3 パラメーター設定後の手順"を参照してください。

1.22.3.3 パラメーター設定後の手順

【Windows】

PRIMECLUSTER GLSのパラメーターを設定した後に、業務サーバに管理者権限でログインし、仮想アダプターにIPアドレスが付加されているか確認してください。そして、ping監視を開始するため、システム運用前にサーバを再起動してください。