Linkexpressのパラメーター収集では、各定義ファイルを収集します。収集した定義ファイルは、Systemwalker Software Configuration Manager の管理コンソールからパッケージダウンロードで取り出すことができます。
パラメーターパッケージの構成は「1.19.1.2 パラメーターパッケージ」を参照してください。
パラメーター収集するファイル名を、次に示します。
定義種別 | ファイル名 |
---|---|
動作環境定義 | lnkexp.cfg |
ネットワーク定義 | lxtrnsgm.txt |
サーバグループ定義 | svrgrp.txt |
DBサービス定義 | “DBサービスグループ名”/“DBサービス名”.svc |
DB動作環境定義 | “DBサービスグループ名”/“DBサービス名”.env |
業務定義 | “業務名”.def |
初期インストール状態では、簡易導入機能の定義が登録されています。パラメーター収集を行うと、次に示す簡易導入機能用に登録された定義を収集します。
動作環境定義
ネットワーク定義
ネットワーク定義では、定義登録時に指定されなかったオペランドはデフォルト値が出力されます。簡易導入機能を利用している場合、パラメーター収集したファイルには、次に示す内容が出力されます(新規インストール直後は、簡易導入機能が有効になっています)。
“# LINKEXPRESS NETWORK DEFINITION MODE IS LESS”
DBサービス定義は、次に示す場合に収集可能です。
Systemwalker Software Configuration Managerのパラメーター設定でDBサービス定義を登録した場合。
Linkexpressクライアントで自側DB格納イベントまたは相手側DB格納イベントを含む業務定義を登録した場合。
lxdefsvcコマンドでDBサービス定義を登録した場合。
業務定義は、反映済みのものを収集します。また、Linkexpressサーバが起動中の場合に収集可能です。Linkexpressサーバが停止している場合は収集しません。業務定義以外は、Linkexpressサーバの起動状態に関わらず収集可能です。
サーバグループ定義、DBサービス定義、または業務定義が登録されていない場合は収集しません。