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Systemwalker Software Configuration Manager パラメーターリファレンス
FUJITSU Software

1.19.1 パラメーター情報

Linkexpressに設定できるパラメーターと収集できるパラメーターを説明します。

1.19.1.1 パラメーター一覧

設定できるパラメーターと収集できるパラメーターを説明します。

各パラメーターの指定可能文字や指定範囲については、「Linkexpress 導入ガイド」および「Linkexpress 運用ガイド」を参照してください。

【Windows/Linux

No.

分類

パラメーター

設定

収集

パラメーターの定義

説明

1

動作環境定義

動作環境定義ファイル名

キー

config_file

動作環境定義をファイルで設定する場合、ファイル名を指定します。

本パラメーターは省略可能です。

本パラメーターを省略した場合、動作環境定義の各オペランドのパラメーターの指定に従って設定を行います。

本パラメーターとサーバ種別(server-type)の両方を省略した場合、動作環境定義の設定は行いません。

なお、本パラメーターを指定した場合は、動作環境定義の各オペランドのパラメーターを指定しても無視します。

string

デフォルト値

省略可能

2

動作環境定義

サーバ種別

SERVER-TYPE

キー

server-type

サーバ種別を設定します。

本パラメーターは省略可能です。

本パラメーターを省略した場合、動作環境定義の各オペランドのパラメーターの指定は無視します。

本パラメーターと動作環境定義ファイル(config_file)の両方を省略した場合、動作環境定義の設定は行いません。

string

デフォルト値

省略可能

3

動作環境定義

自サーバ名

SERVER-NAME

キー

server-name

自サーバ名を設定します。

string

デフォルト値

<なし>

4

動作環境定義

業務ログ表示件数の上限値

LOG-DISPLAY-NUM

キー

log-display-num

業務ログ表示件数の上限値を設定します。

string

デフォルト値

1000

5

動作環境定義

リアルタイム通知の有無

MON-REAL-NTFY

キー

mon-real-ntfy

リアルタイム通知の有無を設定します。

string

デフォルト値

NO

6

動作環境定義

リアルタイム通知のリトライ間隔

MON-REAL-RETRY

キー

mon-real-retry

リアルタイム通知のリトライ間隔を設定します。

string

デフォルト値

60

7

動作環境定義

リセット区切り時刻

STS-RESET-TIME

キー

sts-reset-time

リセット区切り時刻を設定します。

string

デフォルト値

00:00

8

動作環境定義

相手システム名オプション

JOB-SYS-OPT

キー

job-sys-opt

相手システム名オプションを指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

9

動作環境定義

転送識別番号オプション

JOB-NO-OPT

キー

job-no-opt

転送識別番号オプションを指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

String

デフォルト値

省略可能

10

動作環境定義

クライアント・サーバ通信監視時間

CS-COMMUNICATION-TIMER

キー

cs-communication-timer

クライアント・サーバ通信監視時間を指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

11

動作環境定義

相互待機モード

MUTUAL-STANDBY-MODE

キー

mutual-standby-mode

相互待機モードを指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

12

動作環境定義

管理者の資格チェックの有無

SECURITY-CHECK

キー

security-check

管理者の資格チェックの有無を指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

13

動作環境定義

ネットワーク定義の設定内容チェックの有無

LINK-APPLNAME-CHECK

キー

link-applname-check

ネットワーク定義の設定内容チェックの有無を指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

String

デフォルト値

省略可能

14

動作環境定義

旧バージョン互換モード

COMPAT-MODE

キー

compat-mode

旧バージョン互換モードを指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

15

動作環境定義

内部ログファイルサイズ(データ転送)

TRN-LOG

キー

trn-log

内部ログファイルサイズ(データ転送)を指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

16

動作環境定義

内部ログファイルサイズ(業務定義)

WRK-LOG

キー

wrk-log

内部ログファイルサイズ(業務定義)を指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

17

動作環境定義

ジョブ連携時の起動権限

PRIVILEGE-JOBEXEC

キー

privilege-jobexec

ジョブ連携時の起動権限を指定します。

Windowsのみ有効です。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

YES

18

動作環境定義

新規ファイル作成時の属性変更

FILEATR-INHERITANCE

キー

fileatr-inheritance

新規ファイル作成時の属性変更を指定します。

Windowsのみ有効です。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

19

動作環境定義

lnkexpbサービスの設定内容チェックの有無

LNKEXPB-CHK

キー

lnkexpb-chk

lnkexpbサービスの設定内容チェックの有無を指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

20

動作環境定義

ユーザ認証有効期限チェックの有無

PASSWD-VALID-CHECK

キー

passwd-valid-check

ユーザ認証有効期限チェックの有無を指定します。

Linuxのみ有効です。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

21

動作環境定義

SIGCHLDシグナル設定変更

JOB-WAITCHLD

キー

job-waitchld

SIGCHLDシグナル設定変更を指定します。

Linuxのみ有効です。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は動作環境定義に設定しません。

string

デフォルト値

省略可能

22

ネットワーク定義

ネットワーク定義ファイル名

NETWORK_FILE

キー

network_file

ネットワーク定義ファイル名を指定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合はネットワーク定義の設定は行いません。

なお、簡易導入機能を利用する場合は、“LESSMODE”を指定してください。

string

デフォルト値

省略可能

23

サーバグループ定義

サーバグループ定義ファイル名

SERVERGROUP_FILE

キー

servergroup_file

サーバグループ定義をファイルで設定する場合、ファイル名を指定します。

本パラメーターは省略可能です。

本パラメーターを省略した場合、サーバグループ定義のパラメーターの指定に従って設定を行います。

本パラメーターとサーバグループ定義(servergroup_def)の両方を省略した場合、サーバグループ定義の設定は行いません。

本パラメーターを指定した場合は、サーバグループ定義のパラメーターを指定しても無視します。

string

デフォルト値

省略可能

24

サーバグループ定義

サーバグループ定義

SERVERGROUP_DEF

キー

servergroup_def

サーバグループ定義オペランドを指定します。

値は次の形式で指定します。

形式:

相手システム名,サーバ種別,[利用者名,[パスワード(※)],[グループ名]]

※:本パラメーターでパスワードに記号(特殊文字)は設定できません。記号を使用する場合は、サーバグループ定義ファイル名(servergroup_file)のパラメーターで設定してください。

1つの相手システムに対して本パラメーターを1個設定します。

複数の相手システムを設定する場合は、本パラメーターを相手システム数分指定してください。

本パラメーターは省略可能です。

本パラメーターとサーバグループ定義ファイル名(servergroup_file)の両方を省略した場合、サーバグループ定義の設定は行いません。

string array

デフォルト値

省略可能

25

DBサービス定義、DB動作環境定義

DBサービス定義

DBSRVNAME

キー

dbsrvname

DBサービス定義を指定します。

値は、DBサービスグループ名とDBサービス名を次の形式で指定します。

形式:

DBサービスグループ名,DBサービス名

1つのDBサービスグループに複数のDBサービスを含める場合は、DBサービス名をカンマで区切って複数指定します(4096文字まで指定可能)。

形式:

DBサービスグループ名,DBサービス名1,DBサービス名2,DBサービス名3,…

1個のDBサービスグループ対して本パラメーターを1つ設定します。

複数のDBサービスグループを設定する場合は、本パラメーターをDBサービスグループ数分設定します。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合はDBサービス定義の設定は行いません。

DB動作環境定義は、DB格納の詳細な動作を指定する定義です。DB動作環境定義は、対応するDBサービス定義とセットになるため、DBサービス定義とDB動作環境定義はどちらも本パラメーターを使います。

本パラメーターの指定があり、パラメーターパッケージにDB動作環境定義ファイルが存在する場合、DB動作環境定義の設定を行います。存在しない場合は、DB動作環境定義の設定を行いません。

DBサービス定義ファイル、DB動作環境定義ファイルの指定方法は、留意事項を参照してくだい。

string array

デフォルト値

省略可能

26

業務定義

業務定義ファイル名

WORKDEF_FILE

キー

workdef_file

業務定義ファイル名を指定します。

複数の業務定義ファイルを登録する場合は、本パラメーターを業務定義ファイル数分指定してください。

本パラメーターは省略可能です。

省略した場合は業務定義の登録は行いません。

string array

デフォルト値

省略可能

設定できるパラメーターパッケージと収集できるパラメーターパッケージを説明します。

パラメーターに定義ファイル名を指定する場合は、次に示すディレクトリ構成でパラメーターパッケージを作成します。定義ファイル名を指定しないものについては、パラメーターパッケージに入れる必要はありません。

parampkg.zip[任意のファイル名]
+ 動作環境定義ファイル
+ ネットワーク定義ファイル
+ サーバグループ定義ファイル
+ DB
    + _ENV
        + DBサービスグループ名1
            + DBサービス名11.env
            + DBサービス名12.env
            :
        + DBサービスグループ名2
            + DBサービス名21.env
            + DBサービス名22.env
            :
    + _SVC
        + DBサービスグループ名1
            + DBサービス名11.svc
            + DBサービス名12.svc
            :
        + DBサービスグループ名2
            + DBサービス名21.svc
            + DBサービス名22.svc
            :
+ 業務定義ファイル1
+ 業務定義ファイル2
:

留意事項