Linkexpressに設定できるパラメーターと収集できるパラメーターを説明します。
設定できるパラメーターと収集できるパラメーターを説明します。
各パラメーターの指定可能文字や指定範囲については、「Linkexpress 導入ガイド」および「Linkexpress 運用ガイド」を参照してください。
【Windows/Linux】
No. | 分類 | パラメーター | 設定 | 収集 | パラメーターの定義 | 説明 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 動作環境定義 | 動作環境定義ファイル名 | ○ | ○ | キー | config_file | 動作環境定義をファイルで設定する場合、ファイル名を指定します。 本パラメーターは省略可能です。 本パラメーターを省略した場合、動作環境定義の各オペランドのパラメーターの指定に従って設定を行います。 本パラメーターとサーバ種別(server-type)の両方を省略した場合、動作環境定義の設定は行いません。 なお、本パラメーターを指定した場合は、動作環境定義の各オペランドのパラメーターを指定しても無視します。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
2 | 動作環境定義 | サーバ種別 SERVER-TYPE | ○ | キー | server-type | サーバ種別を設定します。 本パラメーターは省略可能です。 本パラメーターを省略した場合、動作環境定義の各オペランドのパラメーターの指定は無視します。 本パラメーターと動作環境定義ファイル(config_file)の両方を省略した場合、動作環境定義の設定は行いません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
3 | 動作環境定義 | 自サーバ名 SERVER-NAME | ○ | キー | server-name | 自サーバ名を設定します。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | <なし> | ||||||
4 | 動作環境定義 | 業務ログ表示件数の上限値 LOG-DISPLAY-NUM | ○ | キー | log-display-num | 業務ログ表示件数の上限値を設定します。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 1000 | ||||||
5 | 動作環境定義 | リアルタイム通知の有無 MON-REAL-NTFY | ○ | キー | mon-real-ntfy | リアルタイム通知の有無を設定します。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | NO | ||||||
6 | 動作環境定義 | リアルタイム通知のリトライ間隔 MON-REAL-RETRY | ○ | キー | mon-real-retry | リアルタイム通知のリトライ間隔を設定します。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 60 | ||||||
7 | 動作環境定義 | リセット区切り時刻 STS-RESET-TIME | ○ | キー | sts-reset-time | リセット区切り時刻を設定します。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 00:00 | ||||||
8 | 動作環境定義 | 相手システム名オプション JOB-SYS-OPT | ○ | キー | job-sys-opt | 相手システム名オプションを指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
9 | 動作環境定義 | 転送識別番号オプション JOB-NO-OPT | ○ | キー | job-no-opt | 転送識別番号オプションを指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | String | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
10 | 動作環境定義 | クライアント・サーバ通信監視時間 CS-COMMUNICATION-TIMER | ○ | キー | cs-communication-timer | クライアント・サーバ通信監視時間を指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
11 | 動作環境定義 | 相互待機モード MUTUAL-STANDBY-MODE | ○ | キー | mutual-standby-mode | 相互待機モードを指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
12 | 動作環境定義 | 管理者の資格チェックの有無 SECURITY-CHECK | ○ | キー | security-check | 管理者の資格チェックの有無を指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
13 | 動作環境定義 | ネットワーク定義の設定内容チェックの有無 LINK-APPLNAME-CHECK | ○ | キー | link-applname-check | ネットワーク定義の設定内容チェックの有無を指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | String | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
14 | 動作環境定義 | 旧バージョン互換モード COMPAT-MODE | ○ | キー | compat-mode | 旧バージョン互換モードを指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
15 | 動作環境定義 | 内部ログファイルサイズ(データ転送) TRN-LOG | ○ | キー | trn-log | 内部ログファイルサイズ(データ転送)を指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
16 | 動作環境定義 | 内部ログファイルサイズ(業務定義) WRK-LOG | ○ | キー | wrk-log | 内部ログファイルサイズ(業務定義)を指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
17 | 動作環境定義 | ジョブ連携時の起動権限 PRIVILEGE-JOBEXEC | ○ | キー | privilege-jobexec | ジョブ連携時の起動権限を指定します。 Windowsのみ有効です。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | YES | ||||||
18 | 動作環境定義 | 新規ファイル作成時の属性変更 FILEATR-INHERITANCE | ○ | キー | fileatr-inheritance | 新規ファイル作成時の属性変更を指定します。 Windowsのみ有効です。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
19 | 動作環境定義 | lnkexpbサービスの設定内容チェックの有無 LNKEXPB-CHK | ○ | キー | lnkexpb-chk | lnkexpbサービスの設定内容チェックの有無を指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
20 | 動作環境定義 | ユーザ認証有効期限チェックの有無 PASSWD-VALID-CHECK | ○ | キー | passwd-valid-check | ユーザ認証有効期限チェックの有無を指定します。 Linuxのみ有効です。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
21 | 動作環境定義 | SIGCHLDシグナル設定変更 JOB-WAITCHLD | ○ | キー | job-waitchld | SIGCHLDシグナル設定変更を指定します。 Linuxのみ有効です。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は動作環境定義に設定しません。 | |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
22 | ネットワーク定義 | ネットワーク定義ファイル名 NETWORK_FILE | ○ | ○ | キー | network_file | ネットワーク定義ファイル名を指定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合はネットワーク定義の設定は行いません。 なお、簡易導入機能を利用する場合は、“LESSMODE”を指定してください。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
23 | サーバグループ定義 | サーバグループ定義ファイル名 SERVERGROUP_FILE | ○ | ○ | キー | servergroup_file | サーバグループ定義をファイルで設定する場合、ファイル名を指定します。 本パラメーターは省略可能です。 本パラメーターを省略した場合、サーバグループ定義のパラメーターの指定に従って設定を行います。 本パラメーターとサーバグループ定義(servergroup_def)の両方を省略した場合、サーバグループ定義の設定は行いません。 本パラメーターを指定した場合は、サーバグループ定義のパラメーターを指定しても無視します。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
24 | サーバグループ定義 | サーバグループ定義 SERVERGROUP_DEF | ○ | キー | servergroup_def | サーバグループ定義オペランドを指定します。 値は次の形式で指定します。 形式: 相手システム名,サーバ種別,[利用者名,[パスワード(※)],[グループ名]] ※:本パラメーターでパスワードに記号(特殊文字)は設定できません。記号を使用する場合は、サーバグループ定義ファイル名(servergroup_file)のパラメーターで設定してください。 1つの相手システムに対して本パラメーターを1個設定します。 複数の相手システムを設定する場合は、本パラメーターを相手システム数分指定してください。 本パラメーターは省略可能です。 本パラメーターとサーバグループ定義ファイル名(servergroup_file)の両方を省略した場合、サーバグループ定義の設定は行いません。 | |
型 | string array | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
25 | DBサービス定義、DB動作環境定義 | DBサービス定義 DBSRVNAME | ○ | ○ | キー | dbsrvname | DBサービス定義を指定します。 値は、DBサービスグループ名とDBサービス名を次の形式で指定します。 形式: DBサービスグループ名,DBサービス名 1つのDBサービスグループに複数のDBサービスを含める場合は、DBサービス名をカンマで区切って複数指定します(4096文字まで指定可能)。 形式: DBサービスグループ名,DBサービス名1,DBサービス名2,DBサービス名3,… 1個のDBサービスグループ対して本パラメーターを1つ設定します。 複数のDBサービスグループを設定する場合は、本パラメーターをDBサービスグループ数分設定します。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合はDBサービス定義の設定は行いません。 DB動作環境定義は、DB格納の詳細な動作を指定する定義です。DB動作環境定義は、対応するDBサービス定義とセットになるため、DBサービス定義とDB動作環境定義はどちらも本パラメーターを使います。 本パラメーターの指定があり、パラメーターパッケージにDB動作環境定義ファイルが存在する場合、DB動作環境定義の設定を行います。存在しない場合は、DB動作環境定義の設定を行いません。 DBサービス定義ファイル、DB動作環境定義ファイルの指定方法は、留意事項を参照してくだい。 |
型 | string array | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 | ||||||
26 | 業務定義 | 業務定義ファイル名 WORKDEF_FILE | ○ | ○ | キー | workdef_file | 業務定義ファイル名を指定します。 複数の業務定義ファイルを登録する場合は、本パラメーターを業務定義ファイル数分指定してください。 本パラメーターは省略可能です。 省略した場合は業務定義の登録は行いません。 |
型 | string array | ||||||
デフォルト値 | 省略可能 |
設定できるパラメーターパッケージと収集できるパラメーターパッケージを説明します。
パラメーターに定義ファイル名を指定する場合は、次に示すディレクトリ構成でパラメーターパッケージを作成します。定義ファイル名を指定しないものについては、パラメーターパッケージに入れる必要はありません。
parampkg.zip[任意のファイル名] + 動作環境定義ファイル + ネットワーク定義ファイル + サーバグループ定義ファイル + DB + _ENV + DBサービスグループ名1 + DBサービス名11.env + DBサービス名12.env : + DBサービスグループ名2 + DBサービス名21.env + DBサービス名22.env : + _SVC + DBサービスグループ名1 + DBサービス名11.svc + DBサービス名12.svc : + DBサービスグループ名2 + DBサービス名21.svc + DBサービス名22.svc : + 業務定義ファイル1 + 業務定義ファイル2 :
留意事項
ディレクトリ名およびファイル名は半角英数字を使用してください。
登録する定義ファイルの改行コードは、登録先がWindowsの場合はCR+LF、Linuxの場合はLFにしてください。
DBサービス定義およびDB動作環境定義のコード系は、登録先システムのコード系にしてください。
何れの定義も既に登録されている定義を上書きします。定義を変更しない場合は、パラメーターを省略するか、または、登録済みの定義と同じものを指定してください。なお、DBサービスおよび業務定義を再登録する場合、状態は初期化されます。
DBサービス定義ファイル名は、“DBサービス名.svc”の形式で作成してください。
DBサービス定義ファイルは、“DB\_SVC\DBサービスグループ名”のディレクトリを作成し、その配下に配置してください。
DB動作環境定義ファイル名は、“DBサービス名.env”の形式で作成してください。
DB動作環境定義ファイルは、“DB\_ENV\DBサービスグループ名”のディレクトリ作成し、その配下に配置してください。
サーバグループ定義のパスワードに記号(特殊文字)を使用する場合は、サーバグループ定義ファイルを作成し、サーバグループ定義ファイル名(servergroup_file)のパラメーターで設定してください。