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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

8.3 運用方法

レポーティング機能を使用することで、センターの利用者に対して使用量に応じた課金請求を行うことができます。レポーティング機能を使用するには、運用環境に応じた前準備が必要です。本節では、課金業務を行うための設計、セットアップ、運用と保守を含む具体的なレポーティング機能の使用方法を説明します。

センター管理者の課金業務の流れは、以下のとおりです。

  1. 設計
    課金運用方法とレポート情報の保存期間を決定します。

  2. セットアップ
    セットアップの内容は、以下のとおりです。

    • 課金対象のストレージに対してライセンスを登録

    • レポート情報保存期間を基にポリシーファイルを設定

    • レポート情報収集とレポート作成を定期的に実行するように、Webコンソールでコマンドの定期実行を有効化
      レポーティング機能を有効にする方法は、「8.3.2.3 コマンド定期実行の設定」の「Webコンソールからの設定」を参照してください。

    • 課金アプリケーションを作成

  3. 運用
    毎月作成されるレポートを基に課金アプリケーションで請求書を作成します。

  4. バックアップ/リトア
    必要に応じて定期的に情報蓄積ファイルをバックアップします。