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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

6.1.6 エコモードの操作方法

本製品では、ストレージ装置のエコモードを利用できます。サーバから使用されているRAIDグループを確認しながら、RAIDグループ単位でディスクドライブのスピンドル回転制御、およびディスクドライブ本体の電源制御ができます。

エコモードには「装置のエコモード」と「RAIDグループのエコモード」があり、「装置のエコモード」はON/OFFを設定でき、「RAIDグループのエコモード」はON/ON(power off)/OFFを設定できます。

装置のエコモードをONに設定すると、RAIDグループのエコモードをON/OFF制御できます。
RAIDグループのエコモードをON、かつスケジュールをExternalに設定すると、そのRAIDグループを構成するディスクドライブのスピンドル回転をON/OFF制御できます。また、RAIDグループのエコモードをON(power off)、かつスケジュールをExternalに設定すると、そのRAIDグループを構成するディスクドライブの電源をON/OFF制御できます。ただし、「エコモードの操作ができないRAIDグループ」に記載されているRAIDグループに対するエコモードの操作はできません。

エコモードの操作は、Webコンソールから対象装置を選択して実行します。

実行できる操作は以下のとおりです。

注意

RAIDグループが以下のどちらかの条件に該当する場合、Webコンソールからディスクドライブを停止できません。storageadm spindle stopコマンドでディスクドライブを停止してください。

  • RAIDグループに、ボリュームタイプがWSVのボリュームが存在する

  • RAIDグループに属しているボリュームが、LUNコンカチネーション機能で異なるRAIDグループと連結されている