CODE128、および、EAN-128バーコード(コンビニエンスストア向けは除く)の有効データ長を指定します。レコードに指定されたバーコードデータで、実際に有効になるデータ長を指定します。有効なデータのみがバーコードとして描画されます。
有効データ長をバーコード項目の項目長とするか、レコードデータの先頭2バイトで指定するか、レコードデータに設定したNULL文字で有効データの終端を指定するか、のいずれかを指定できます。
レコードデータの先頭2バイトで指定する場合、有効データ長を2バイトのバイナリで指定します。以下にレコードデータの指定例を示します。
例
レコードデータの先頭2バイトで指定する場合、指定できる有効データ長の最大は「項目長-2バイト」になりますので、定義体設計時に指定する項目長には「最大有効データ長+2」を設定するようにしてください。最大有効データ長を超える長さを指定した場合は、MEFD_RC_LFLD(47)のエラーになります。
レコードデータに設定したNULL文字で有効データの終端を指定する場合、NULL文字の直前までが有効なデータになります。レコードデータ内にNULL文字がない場合は、有効データ長は項目長になります。すべてNULL文字の場合、MEFD_RC_LFLD(47)のエラーになります。NULL文字を終端とする場合は、データ途中のNULL文字をバーコードのデータとして有効とするかどうかの指定も可能です。以下にレコードデータの指定例を示します。
例
ALL | : | 項目長を有効データ長とする。 |
LEN | : | レコードデータ先頭2バイトで有効データ長を指定する。 |
NL1 | : | NULL文字を有効データの終端とする。 |
NL2 | : | NULL文字を有効データの終端とする、ただし、データ途中のNULL文字は有効データとする。 |
ALL |
当キーワードの指定は、以下のバーコード種で有効です。
CODE128
EAN-128
有効データ長を変更した場合、バーコードの出力サイズやバーの幅などが変わるため、バーコードリーダーでの読み取りに影響を与えます。実際に、読み取りを行って、評価してから使用してください。