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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

9.16.2 BARNWRATIO(細太エレメント比指定)

[説 明]

バーコードの細バーと太バーの幅の比率を指定します。

[設定値]

nnmm

nn

細エレメント値
10進数で、01~99の範囲で指定します。
1桁の数は、先頭に0を付加し、必ず、2文字で指定してください。

mm

太エレメント値
10進数で、02~99の範囲で指定します。
1桁の数は、先頭に0を付加し、必ず、2文字で指定してください。

[省略値]

0103(細太エレメント比 1:3)

[補足]

細太エレメント比の指定は、1:2~1:3の範囲で指定します。細太エレメント比について、JISの規格では、『1:2~1:3』(バーコードの大きさにより数値が異なる)という比率で定義されています。

不当な値(細エレメント値>太エレメント値)を指定した場合、MEFP_RC_ENVBAR(9K)のエラーになります。

細太エレメント比の指定は、以下のバーコード種で有効です。その他のバーコード種に対して、細太エレメント比を指定しても、無効になります。

  • NW7(NW7)

  • CODE 3 OF 9

  • INTERLEAVED 2 OUT OF 5(ITF)

  • INDUSTRIAL 2 OUT OF 5(IND)

この指定は、帳票定義体のプロパティでバーコード情報「細太エレメント比」が指定されていない場合に有効です。

[注意事項]

当キーワードを指定してバーコードを印刷した場合、バーコードの出力サイズが変化します。そのため、バーコードリーダーでの読み取り、多目的プリンタでの入力に影響を与えるため、実際に、読み取り/入力を行って、評価してから使用してください。

細太エレメント比は整数比で指定します。1:2.5の比率で描画する場合には、2:5(0205)を指定します。

また、実際に描画される細バーの幅は細エレメント値の倍数になります。細エレメント値が大きいと、予想以上に細バーが細くなったり、逆に太くなることがあります。そのため、バーコードが読み取れない場合があるので、細エレメント値は小さな値(1~3程度)を指定してください。