バーコードのクワイエットゾーン(バーコード左右の余白)をバーコード項目の描画範囲内に描画するか、範囲外に描画するかを指定します。
I | : | バーコード項目の描画範囲内に描画する |
O | : | バーコード項目の描画範囲外に描画する |
この指定は、省略可能です。省略時は、以下の設定になります。 | ||||
基本モジュール幅バーコード | : | バーコード項目の描画範囲外に描画 | ||
範囲指定バーコード | : | バーコード項目の描画範囲内に描画 |
クワイエットゾーンの指定は、以下のバーコード種では無効です。
郵便系(カスタマ、 U.S. POSTNET、 U.S. Postal FIM)
EAN-128(コンビニエンスストア向け)
CODE 3 OF 9(EIAJ準拠)
この指定は、帳票定義体のプロパティでバーコード情報「クワイエットゾーンの描画方法」が指定されていない場合に有効です。
当キーワードを指定してバーコードを印刷した場合、バーコードの大きさが変化します。そのため、バーコードリーダーでの読み取り、多目的プリンタでの入力に影響を与えます。実際に、読み取りまたは入力を行って、評価してから使用してください。
範囲外を指定した場合、バーコード項目の描画範囲外に余白が描画されるので、余白が描画される位置に他の項目を置かないよう注意が必要です。
また、JAN標準バーコードに範囲外を指定すると、フラグキャラクタもバーコード項目の描画範囲外に描画されるので注意が必要です。
範囲内/範囲外の指定により、基本モジュール幅バーコードと範囲指定バーコードは以下のように描画されます。
範囲内/範囲外の指定で、バーコードのバー部分の描画範囲は変わりません。範囲内が指定されたとき、範囲内に余白がとられます。その結果、バーコード項目の描画範囲を超える場合は、バーコードの描画される位置が変化します。
範囲内/範囲外の指定により、バーコードのバー部分の描画範囲が変わります。範囲内が指定されたとき、バーコード項目の描画範囲に納まるよう、バーコードのバー部分の描画範囲を小さくして余白がとられます。バーコードのバー部分の描画範囲が小さくなると、個々のバーの幅が細くなり、読み取りまたは入力に影響を与えるので注意が必要です。