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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

9.11.9 JISGLYPH(字形のJIS年式指定)

[説 明]

プリンタ出力の際に、JIS X0208:1990に準拠した字形で出力するか、JIS X0213:2004の字形で出力するかを指定します。当指定は、使用するフォントがJISの字形切り替えに対応している場合(※)に有効となる機能です。

※:MSフォント Version 5.0がJISの字形切り替えに対応しています

この指定は、省略可能です。省略時は、環境変数「MEFTJISGLYPH」の指定に従います。環境変数の指定については、3.4.1 利用者プログラムの運用の環境変数MEFTJISGLYPHを参照してください。

なお、当キーワードは環境変数指定よりも優先されます。

[設定値]

90

MSフォント Version 2.5(JIS X0208:1990に準拠)相当の字形で出力する

04

MSフォント Version 5.0でJIS X0213:2004に対応して変更された字形で出力する

S

フォントの標準の字形で出力する

E

環境変数(MEFTJISGLYPH)の指定に従う

[省略値]

E

[注意事項]
  • 項目のフォントとして縦書きフォント("@"付きフォント)を指定している場合、または画面帳票定義体の項目で印字方向として「縦書き」を指定している場合、以下の注意事項があります。

    • 「90」「04」を指定した場合、通常は縦書き時に回転しない文字(括弧など)や横書きフォントと異なるパターンで出力される文字(句読点など)が横書きフォントと同じパターンで反時計回りに90°回転して出力されます。

    • 「90」を指定した場合、字形の切り替わった文字が回転せず、横書きフォントと同じ方向で出力されます。

  • MULTIPLECHAR(文字一括出力にる性能改善指定)に「Y」を指定した場合、当指定は無効となります。