項目の強調属性を動的に設定します。
void ps_set_item_option(
PSPUCHAR field,
PSUCHAR value);
field | : | 属性を設定する項目を指定します。 | ||
value | : | 設定する強調属性を指定します。値とその意味は以下のとおりです。 | ||
PS_OPTION_NOCHG | : | 前回の設定属性を変更しません。 | ||
PS_OPTION_MED | : | 定義体の項目属性(下線、反転)で出力します。 | ||
PS_OPTION_UNDER | : | 下線ありで出力します。 | ||
PS_OPTION_BLINK | : | 点滅ありで出力します。 | ||
PS_OPTION_REVERSE | : | 反転ありで出力します。 | ||
PS_OPTION_UDLBLK | : | 下線あり/点滅ありで出力します。 | ||
PS_OPTION_UDLREV | : | 下線あり/反転ありで出力します。 | ||
PS_OPTION_VOID | : | 点滅なし/反転なし/下線なしで出力します。 | ||
PS_OPTION_BLKREV | : | 点滅あり/反転ありで出力します。 | ||
PS_OPTION_UDLBLKREV | : | 下線あり/点滅あり/反転ありで出力します。 | ||
PS_OPTION_BOLD | : | ボールドで出力します。 | ||
PS_OPTION_ITALIC | : | イタリックで出力します。 | ||
PS_OPTION_BLDITA | : | ボールド+イタリックで出力します。 | ||
PS_OPTION_UDLBLD | : | 下線/ボールドで出力します。 | ||
PS_OPTION_UDLITA | : | 下線/イタリックで出力します。 | ||
PS_OPTION_UDLBLDITA | : | 下線/ボールド/イタリックで出力します。 | ||
PS_OPTION_CHARUNDER | : | 文字下線ありで出力します。 | ||
PS_OPTION_CULBLD | : | 文字下線/ボールドで出力します。 | ||
PS_OPTION_CULITA | : | 文字下線/イタリックで出力します。 | ||
PS_OPTION_CULBLDITA | : | 文字下線/ボールド/イタリックで出力します。 | ||
PS_OPTION_CROSS | : | 抹消線を出力します。この値はプリンタ機能用でありディスプレイ機能では指定できません。 | ||
PS_OPTION_DCROSS | : | 二重抹消線を出力します。この値はプリンタ機能用でありディスプレイ機能では指定できません。 | ||
プリンタ機能では、PS_OPTION_MED、PS_OPTION_BLINK、PS_OPTION_REVERSE、PS_OPTION_UDBLK、PS_OPTION_UDLREV、PS_OPTION_VOID、PS_OPTION_BLKREVおよびPS_OPTION_UDLBLKREVは指定できません。 |
定義体を画面に表示するときに、項目名"R001"を反転します。
PSFILE psfile; SAMPLE samp; PSUSHORT Error; psfile = ps_open("DSPFILE",PS_OPEN_DSP,&Error,0); ps_set_formatsize(psfile,"SAMPLE",s_SAMPLE); ~ レコードデータ領域 samp へのデータ設定 ~ ps_set_item_option(samp.R001,PS_OPTION_REVERSE); ps_write(psfile,PS_WRITE_NORMAL,"SCREEN",&samp,0);
項目ごとの特殊レジスタEDIT-OPTIONに指定する。
特殊レジスタEDIT-OPTION | : | 設定する強調属性を指定します。値とその意味は以下のとおりです。 | ||
" " (半角の空白) | : | 前回の設定属性を変更しません。 | ||
"M" | : | 定義体の項目属性(下線、反転)で出力します。 | ||
"U" | : | 下線ありで出力します。 | ||
"B" | : | 点滅ありで出力します。 | ||
"R" | : | 反転ありで出力します。 | ||
"S" | : | 下線あり/点滅ありで出力します。 | ||
"T" | : | 下線あり/反転ありで出力します。 | ||
"D" | : | 点滅なし/反転なし/下線なしで出力します。 | ||
"V" | : | 点滅あり/反転ありで出力します。 | ||
"A" | : | 下線あり/点滅あり/反転ありで出力します。 | ||
"O" | : | ボールドで出力します。 | ||
"I" | : | イタリックで出力します。 | ||
"C" | : | ボールド+イタリックで出力します。 | ||
"E" | : | 下線/ボールドで出力します。 | ||
"F" | : | 下線/イタリックで出力します。 | ||
"G" | : | 下線/ボールド/イタリックで出力します。 | ||
"H" | : | 文字下線ありで出力します。 | ||
"J" | : | 文字下線/ボールドで出力します。 | ||
"K" | : | 文字下線/イタリックで出力します。 | ||
"L" | : | 文字下線/ボールド/イタリックで出力します。 | ||
"-" | : | 抹消線を出力します。この値はプリンタ機能用でありディスプレイ機能では指定できません。 | ||
"=" | : | 二重抹消線を出力します。この値はプリンタ機能用でありディスプレイ機能では指定できません。 | ||
プリンタ機能では、"M"、"B"、"R"、"S"、"T"、"D"、"V"および"A"は指定できません。 |
定義体を画面に表示するときに、項目名"R001"を下線付きで出力します。
MOVE "SAMP" TO DSP-FORMAT. MOVE " " TO DSP-MODE. MOVE "U" TO EDIT-OPTION OF R001. MOVE "R001" TO DSP-GROUP. WRITE SAMP.
画面帳票定義体を使用する場合、定義体作成時に項目制御部を定義する必要があります。
1つの利用者プログラムでは項目制御部の長さの異なる定義体を混在して使用することはできません。
Cの場合、valueにPS_OPTION_VOIDを設定しても、定義体に下線を指定した項目は、必ず下線が表示されます。
COBOLの場合、特殊レジスタEDIT-OPTIONに"D"を指定しても、定義体に下線を指定した項目は、必ず下線が表示されます。
Cの場合、valueにPS_OPTION_UNDERを設定し、定義体作成時に下線(文字下線)を指定した場合、定義体指定は無効となります。
COBOLの場合、特殊レジスタEDIT-OPTIONに"U"を指定し、定義体作成時に下線(文字下線)を指定した場合、定義体指定は無効となります。
COBOLの場合、入出力処理を行う前に、特殊レジスタEDIT-OPTIONを初期化してください。初期化しない場合、前回の設定内容が残り、期待した結果にならない場合があります。
本機能の戻り値はありません。
点滅を指定する場合、ウィンドウ情報ファイルのBLINK(点滅表示)の指定も必要です。
「前回の設定属性を変更しない」を指定して全画面消去出力を行った場合は定義体で定義した強調属性で表示されます。