連帳用紙に印刷するには、次のように設定します。
プリンタ情報ファイルのFORMKIND(用紙種別)には「連帳」を指定します。
装置の状態を連帳処理状態にします。
連帳用の給紙口名
連帳印刷時には、MeFtが自動的に連帳用の給紙口名を検索して指定します。検索対象となる給紙口名は以下の文字列が含まれている給紙口名です。
"Tractor" / " TRACTOR " / "トラクタ" (*1) / "連帳"
*1:全角カタカナ、および半角カタカナを検索対象とします。
そのため、意図した給紙口から給紙されないことがあります。このような場合は、プリンタ情報ファイルのMAPINFO FORMKIND(連帳時の給紙口指定)を使用して、プリンタドライバのプロパティ上の連帳用の給紙口名を指定してください。
また、MAPINFO FORMKIND(連帳時の給紙口指定)の指定がなく、かつ上記の文字列を含んだ給紙口名が検索できなかった場合は、単票用紙への印刷が指定されたものとして動作しますので、注意してください。
改ページサイズの指定
改ページサイズを指定する方法を以下に説明します。
プリンタ情報ファイルのPHYPAGE(連帳印刷時の改ページサイズの設定)に「プリンタドライバのプロパティで設定した用紙サイズで改ページを行う」を指定します。
プリンタ情報ファイルのMAPINFO FORMSIZE(用紙サイズ指定)に印字させたいプリンタドライバのプロパティ上の用紙名を指定します。なお、MAPINFO FORMSIZE(用紙サイズ指定)を省略した場合は、プリンタドライバのプロパティの設定で改ページされます。
サーバプリンタのプロパティで、定義体サイズと同じ大きさの用紙を作成します。
プリンタ情報ファイルのLOGICALSIZE(論理ページサイズ指定)に「定義体サイズ」を指定します。
用紙サイズに任意用紙サイズを指定します。
サーバプリンタのプロパティで任意用紙サイズと同じ大きさの用紙を作成します。
プリンタ情報ファイルのLOGICALSIZE(論理ページサイズ指定)に「用紙サイズ」を指定します。
下表に、プリンタ情報ファイルの指定によって採用される改ページサイズを示します。
PHYPAGE | LOGICALSIZE | MAPINFO | 改ページサイズ |
---|---|---|---|
Y | - | 指定あり | "MAPINFO FORMSIZE"で指定したサイズ |
省略 | プリンタドライバのプロパティの設定 | ||
N、または 省略 | F | - | 定義体サイズ (注2) |
U | 指定あり | "MAPINFO FORMSIZE"で指定したサイズ | |
省略 | 用紙サイズ (注1)(注2) | ||
省略 | 指定あり | "MAPINFO FORMSIZE"で指定したサイズ | |
省略 | プリンタドライバのプロパティの設定 |
【記号の説明】 -:指定無効
注1:定義体、およびプリンタ情報ファイルの指定により採用された用紙サイズ。詳細は、用紙サイズの指定を参照してください。
注2:採用されたサイズがプリンタドライバに登録されていない場合は、プリンタドライバのプロパティの設定で改ページされます。
注意
ESC/Pシーケンスのプリンタで印字する場合、プリンタドライバの仕様上、ページ長は11インチもしくは、12インチ固定になる場合があります。
VSPシリーズのシリアルプリンタ装置は、プリンタドライバの仕様上、0.5インチ単位に切り上げたページ長になります。
プリンタ機種によっては、設定できる最小の改ページ単位が異なります。
MAPINFO FORMSIZE(用紙サイズ指定)の設定値はプリンタドライバ固有の用紙名文字列です。プリンタドライバによっては用紙名文字列がわかりにくい場合があります。このような場合は、プリンタ情報ファイル編集ツールを使用して設定することができます。
「連帳余白設定」が可能なプリンタドライバ使用時に、余白が指定されていると文字が欠ける場合があるので、必要に応じて余白サイズを調整してください。