一つの利用者プログラムで、オープンしたウィンドウの間で上下関係を設定することができます。
あるウィンドウの上位にあるウィンドウをオーナーウィンドウといい、オーナーウィンドウの下位にあるウィンドウをオーニーウィンドウといいます。
オーニーウィンドウには、次の機能があります。
オーニーウィンドウは、オーナーウィンドウより前面に出てくる。
オーナーウィンドウを最前面にポップアップすると、オーニーウィンドウが最前面に出てくる。
また、オーニーウィンドウのクローズより前に、オーナーウィンドウのクローズをしないでください。もし、オーニーウィンドウよりも、オーナーウィンドウを先にクローズするとエラーになり、通知コードMEFD_RC_EXTOWN(GE)が通知されます。
オーナー/オーニーを決定するのは、ウィンドウ情報ファイルのオーナーウィンドウ指定ウィンドウのオープンした順序で決まります。ウィンドウ情報ファイルのOWNER (オーナーウィンドウ指定)指定は、以下の2つのうちどちらかを指定します。
「利用者プログラムが一番最初にオープンしたウィンドウをオーナーとする」
「直前にオープンしたウィンドウをオーナーとする」
オーナーウィンドウを指定した場合、タスクトレイにはオーナーウィンドウのアイコンのみ表示され、オーニーウィンドウのアイコンは表示されません。