利用者プログラムは、ブザー鳴動を使ってブザーを鳴らせます。
ブザー鳴動は、以下のような手順で行います。
システムのサウンド機能を用いてブザー鳴動を行う。
システムのサウンド機能が使用できない場合、システムのブザー機能を用いてブザー鳴動を行う。
システムのブザー機能が使用できない場合、システムの標準ビープを用いてブザー鳴動を行う。
2.と3.の場合には、音階、音長設定が効かなくなることがあります。
ブザー鳴動では次の指定を行うことができます。
ブザー鳴動条件
音階(低音、中音、高音)
音長(短音、長音)
ブザー鳴動条件では、ウィンドウがアクティブ化状態の場合だけがブザーを鳴らすか、ウィンドウのアクティブ化状態に関係なくブザーを鳴らすかを指定します。「ウィンドウがアクティブ化状態のときにだけブザーを鳴らす」を指定した場合、ウィンドウが非アクティブ化状態であればブザー鳴動の依頼は無視されます。
また、低音、中音、高音の中から1つを、短音、長音の中から1つをそれぞれ選択できます。
表4.7に音階と周波数の目安を、表4.8に音長と時間の目安をそれぞれ示します。
音階 | 周波数(Hz) |
---|---|
低音 | 440 |
中音 | 880 |
高音 | 1,760 |
音長 | 時間(ms) |
---|---|
長音 | 100 |
短音 | 50 |