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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.5.8 ブザー鳴動

【提供インタフェース】

  

【機能説明】

  ブザーを鳴らします。

[形式]

PSINT PSFUNCTION ps_buzzer (
    PSFILE psfile,
    PSUSHORT mode);

[パラメタ]

psfile

:

オープン処理で獲得した表示ファイル識別子を指定します。

mode

:

ブザーの種類を指定します。指定の際には、音階と音調からそれぞれ1つを選択し、論理和により指定します。値とその意味は以下のとおりです。また、音階と音調の指定に加えて「ウィンドウがアクティブ化状態のときにだけ鳴らす」を指定することもできます。値とその意味は以下のとおりです。

PS_BUZZER_HIGH

:

高音で鳴らします。(音階)

PS_BUZZER_MIDLE

:

中音で鳴らします。(音階)

PS_BUZZER_LOW

:

低音で鳴らします。(音階)

PS_BUZZER_LONG

:

長音で鳴らします。(音調)

PS_BUZZER_SHORT

:

短音で鳴らします。(音調)

PS_BUZZER_WIN

:

ウィンドウがアクティブ化状態のときにだけ鳴らします。

組み合せパターンは以下のとおりです。

PS_BUZZER_HIGH|PS_BUZZER_LONG

PS_BUZZER_HIGH|PS_BUZZER_SHORT

PS_BUZZER_MIDLE|PS_BUZZER_LONG

PS_BUZZER_MIDLE|PS_BUZZER_SHORT

PS_BUZZER_LOW|PS_BUZZER_LONG

PS_BUZZER_LOW|PS_BUZZER_SHORT

[使用例]

画面への入力が【F2】キーで完了したときに、ブザーを高音で短く鳴らすようにします。

PSFILE psfile;
SAMPLE samp;
PSSTR Atten[5];
~
ps_set_formatsize(psfile, "SAMPLE", s_SAMPLE);
ps_read(psfile, PS_READ_NOERASE, "SCREEN", &samp, 0);
ps_get_attention(psfile, &Atten);
if(!strcmp(&Atten, "F002"))
ps_buzzer(psfile, PS_BUZZER_HIGH|PS_BUZZER_SHORT);
~
[診断]

  正常終了時には0が返されます。エラー発生時には1または2が返されます。psfileの指定に誤りがある場合には2が、それ以外のエラーの場合には1が返されます。1を返した場合には通知コードの獲得通知コードを獲得してエラー原因を識別できます。

[形式]

PROCESSING M0DE句とUNIT CONTROL句に指定します。

[パラメタ]

PROCESSING MODE句

:

"CT"を指定します。

UNIT CONTROL句

:

ブザーの種類を指定します。ただし、音調は長音固定で、ウィンドウがアクティブ化状態のときにだけ鳴らします。

BZ1

:

高音で鳴らします。

BZ2

:

中音で鳴らします。

[使用例]

画面への入力が完了したときに、ブザーを長く鳴らすようにします。

MOVE "SAMP" TO DSP-FORMAT.
MOVE "@ALLF" TO DSP-GROUP.
MOVE "  " TO DSP-MODE.
READ ディスプレイファイル.
MOVE "CT" TO DSP-MODE.
MOVE "BZ1" TO DSP-CONTROL.
WRITE SAMP.
[診断]

  FILE STATUS句に通知コードが格納されます。