選択項目は定義体作成時にグループ化し、グループ単位に選択群種別を指定します。選択群種別では、項目選択時の条件および選択項目にボタンを付けるかどうかを指定します。選択時の条件には以下のものがあります。
グループ内での項目選択を排他的とし、同時に1つだけの選択項目を有効とする。
グループ内で同時に複数の選択項目を有効とする。
その項目の選択により処理を行う。グループ内の各選択項目は通常、入力終了選択属性を持つ。
上記の条件に対応する選択群種別の名前を表に示します。
選択条件 | ボタン付き | ボタンなし |
---|---|---|
1 | ラジオボタン | 択一選択 |
2 | チェックボックス | 複数選択 |
3 | プッシュボタン | コマンド選択 |
ラジオボタンは、明にプログラムから選択位置を指定しない場合、選択群の先頭項目が選択状態で表示されます。つまり、どの項目も選択していない状態は発生しません。
ラジオボタンへの入力では、選択状態はプログラムから明にまたは暗に指定したボタンに位置付きます。このとき、ラジオボタンを入力終了項目としていると、選択状態のボタン以外を選択すると入力が完了します。ただし、選択状態のボタンを選択することはできません。選択状態のボタンを選択して入力を完了させるには【実行】キーを押下します。
ただし、既に選択表示されているラジオボタンへの入力で、ラジオボタンを入力終了項目とした場合、選択位置の変更を伴う入力であればオペレータの操作なしに入力が完了します。
したがって、ラジオボタンとチェックボックスは、入力終了項目としないことをお勧めします。また、プッシュボタンは、ボタンの意味付けからも入力終了項目とすることをお勧めします。