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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

4.4.4 脱出要求

  通常、項目群の入力では、カーソルのある項目の最終桁までデータを入力するとカーソルは項目を出て次の項目に表示されます。

  「脱出要求」を指定した項目では、【項目脱出】キー、【マイナス入力】キー、項目指向キー(タブ/バックタブ/改行/HOME)、カーソル移動キー(上/下/左/右)のうちどれかのキーが押されるまでカーソルがその項目から出ません。この指定は定義体作成時に指定します。ただし、【マイナス入力】キーを押した場合、入力対象の項目が符号付きの項目のときだけ、カーソルはその項目から出ます。

  また、左詰め入力の項目に「脱出要求」を行った場合、ウィンドウ情報ファイルのLASTOVRD(最終桁上書きの有無)が有効となります。
  「上書きをする」を指定すると、項目の最終桁に文字を入力後、さらに文字を入力すると、最終桁の文字を上書きします。「上書きをしない」を指定すると、項目の最終桁に文字を入力後、さらに文字を入力しようとするとインヒビット音が鳴り、文字を入力しません。

  LASTOVRD(最終桁上書きの有無)に「上書きをしない」を指定した場合で、「脱出要求」を行った左詰め項目の最終桁のデータを修正するには、【DEL】キーにより最終桁の内容を消去する必要があります。