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NetCOBOL V11.0 入門ガイド
FUJITSU Software

6.34.1 NetCOBOL Studioを利用する場合

プログラムの翻訳・リンク

  1. サンプル用に作成したワークスペースを指定して、NetCOBOL Studioを起動します。

  2. [依存]ビューを確認し、Sample33プロジェクトがなければ、以下を参考にサンプルプログラムのプロジェクトをNetCOBOL Studioのワークスペースにインポートします。

  3. [依存]ビューからSample33プロジェクトを選択し、以下の構成になっていることを確認します。

    自動ビルドが設定されている場合、プロジェクトをワークスペースにインポートした直後にビルドが実行されます。この場合、[その他のファイル]には、ビルド後に生成されるファイル(.exeや.objなど)が表示されます。既定では自動ビルドに設定されています。

  4. Sample33プロジェクトに翻訳オプションENCODE(UTF8,UTF16,LE)が指定されていることを確認します。
    翻訳オプションの設定は、NetCOBOL Studioの[依存]ビューからSample33プロジェクトを選択し、コンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。

    →  [プロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  5. 左ペインから[ビルド]を選択すると、[ビルド]ページが表示されます。[翻訳オプション]タブを選択して、設定オプションの内容を確認します。

    翻訳オプションENCODE(UTF8,UTF16,LE)が指定されていることを確認して、[OK]ボタンをクリックします。

    参考

    翻訳オプションを設定するための詳細な手順は、“NetCOBOL Studio ユーザーズガイド”の“翻訳オプションの設定”を参照してください。

  6. [その他のファイル]にSample33.exeが作成されていない場合(自動ビルドが実行されていない場合)、NetCOBOL Studioのメニューバーから[プロジェクト] > [プロジェクトのビルド]を選択します。

    →  プロジェクトのビルドが行われ、Sample33.exeが作成されます。

プログラムの実行

[依存]ビューからSample33プロジェクトを選択し、NetCOBOL Studioのメニューバーから[実行(R)] > [実行(S)] > [COBOLアプリケーション]を選択します。

実行結果

画面には、格納したデータと文字数、バイト数が表示されます。また、標準プリンターに、画面に表示したデータの他に、レコード件数を示す数字が出力されます。