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NetCOBOL V11.0 入門ガイド
FUJITSU Software

6.30 簡易アプリ間通信機能を使ったメッセージ通信(Sample29)

ここでは、本製品で提供するサンプルプログラム-Sample29-について説明します。

Sample29では、簡易アプリ間通信機能を使って、アプリケーション間で論理宛先にメッセージを書き込んだり、論理宛先からメッセージを読み込んだりするプログラムの例を示します。メッセージ通信を行う場合の簡易アプリ間通信機能の使い方は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“簡易アプリ間通信機能の使い方”を参照してください。

注意

プロジェクトファイルは、NetCOBOLのインストール先フォルダーをC:\COBOLとして説明しています。以降の説明で、フォルダー名がC:\COBOLとなっているところは、NetCOBOLをインストールしたフォルダーに変更してください。

概要

プログラム-Sample29とプログラム-TSUUSHINの間でメッセージ通信を行います。

Sample29は、サーバ“SERVER1”を接続し、論理宛先“MYLD1”にメッセージを書き込み、論理宛先“MYLD2”からメッセージを読み込みます。このとき、論理宛先“MYLD2”にメッセージの書き込みがなければ、60秒間メッセージを待ちます。論理宛先“MYLD2”からメッセージを読み込んだ後、論理宛先“MYLD1”から優先順位の高い順にメッセージを読み込みます。

TSUUSHINは、サーバ“SERVER1”を接続し、論理宛先“MYLD1”に書き込まれているメッセージを読み込み、論理宛先“MYLD1”および“MYLD2”にメッセージを書き込みます。

提供プログラム

使用しているCOBOLの機能

使用しているCOBOLの文

プログラムを実行する前に