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NetCOBOL V11.0 入門ガイド
FUJITSU Software

6.26.1 プロジェクトマネージャを利用する場合

ビルド・リビルド

翻訳およびリンクは、プロジェクトマネージャのビルド機能を使用して行います。

  1. プロジェクトマネージャを起動します。

  2. プロジェクトファイル“STORESV1.prj”を開きます。

  3. 設定されているCOMサーバ情報を確認します。

    ターゲットファイル(STORESV1.dll)を選択し、[プロジェクト]-[オプション]-[COMサーバ]メニューから“参照”を選択します。

    [参照]ダイアログが開いて、設定されているCOMサーバ情報が参照できます。

  4. プロジェクトマネージャの[プロジェクト]メニューから“ビルド”を選択します。

    →  ビルド終了後、STORESV1.dllが作成されていることを確認してください。

サーバプログラムの実行環境の設定

  1. プロジェクトマネージャの[ツール]メニューから“実行環境設定ツール”を選択します。

    →  実行環境設定ツールが表示されます。

  2. [ファイル]メニューの“開く”を選択し、ダイナミックリンクライブラリ(STORESV1.dll)の存在するフォルダーに、実行用の初期化ファイル(COBOL85.CBR)を作成します。

  3. [共通]タブを選択し、以下を設定します。

    • 環境変数情報@ODBC_Inf(ODBC情報ファイルの指定)に、ODBC情報ファイル名を指定します。

  4. [適用]ボタンをクリックします。

    →  設定した内容が実行用の初期化ファイルに保存されます。

  5. [ファイル]メニューの“終了”を選択し、実行環境設定ツールを終了します。

COMサーバの登録

作成したCOBOLアプリケーションをCOMサーバとして使用するためには、Windowsシステムへの登録が必要です。登録の方法は、COMサーバの使用形態により2つの方法があります。