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NetCOBOL V11.0 入門ガイド
FUJITSU Software

6.26 COM連携-COBOLによるCOMサーバプログラムの作成(Sample25)

ここでは、本製品で提供するサンプルプログラム-Sample25-について説明します。

Sample25では、NetCOBOLのCOMサーバ機能を使って、COBOLプログラムをCOMサーバにする例を示します。

NetCOBOLのCOMサーバ機能では、COBOLのクラス定義をそのままCOMサーバに移行することができます。プロジェクトマネージャのCOMサーバ作成機能で必要な情報の設定を行って、ビルドしなおすだけで、選択したクラスがCOMサーバのインタフェースとして公開されます。

NetCOBOLのCOM機能の詳細は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“COM機能”を参照してください。

なお、このプログラムはODBCドライバを経由してデータベースにアクセスします。このため、このプログラムを動作させるためには、以下の製品が必要です。

ODBCドライバを使用するデータベースアクセスについては、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“リモートデータベースアクセス”を参照してください。

注意

以降では、NetCOBOLのインストール先フォルダーをC:\COBOLとして説明しています。フォルダー名がC:\COBOLになっているところは、NetCOBOLをインストールしたフォルダーに変更してください。

概要

Sampleプログラムは、2つのクラス定義で構成されています。

COBOLの2つのクラスのうち、ONLINE_STOREクラスがCOMサーバクラスです。ONLINE_STOREクラスは、オンラインストアのアプリケーションを構築するための次の機能を提供します。

これらの機能を利用するクライアントプログラムとしては、COBOLプログラムはもちろんのこと、Visual C++で作成したプログラム、Visual Basicで作成したプログラムまたはASP(Active Server Pages)のVBscript(Visual Basic Scripting Edition)などが使用できます。COBOLクライアントの例はSample26に、ASPクライアントの例はSample27に示します。

提供プログラム

使用しているCOBOLの機能

使用しているCOBOLの文

プログラムを実行する前に