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NetCOBOL V11.0 入門ガイド
FUJITSU Software

6.25.1 プロジェクトマネージャを利用する場合

ビルド・リビルド

翻訳およびリンクは、プロジェクトマネージャのビルド機能を使用して行います。

  1. プロジェクトマネージャを起動します。

  2. プロジェクトファイル“Sample24.prj”を開きます。

  3. プロジェクトファイルを選択し、[プロジェクト]-[オプション]メニューから“翻訳オプション”を選択します。

    →  [翻訳オプション]ダイアログが表示されます。

  4. [翻訳オプション]ダイアログの[COMサーバ名]ボタンをクリックします。

    →  [COMサーバの設定]ダイアログが表示されます。

  5. COMサーバ名をEXCELとして、型ライブラリ名にはExcel2010が“C:\Program Files\Microsoft Office”にインストールされている場合、次のように設定します。

    EXCEL = C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\Excel.exe

    Excel2013の型ライブラリを使用する場合や、Excel2010を他のフォルダーにインストールしてある場合は、[変更]ボタンをクリックして、型ライブラリの指定を変更してください。

  6. プロジェクトマネージャの[プロジェクト]メニューから“ビルド”を選択します。

    →  ビルド終了後、Sample24.exeが作成されていることを確認してください。

プログラムの実行

  1. プロジェクトマネージャの[プロジェクト]メニューから“実行”を選択します。

    →  Excelが起動します。また、COBOLのコンソールに次のメッセージが表示され、入力待ちの状態になります。

  2. テスト用のExcelファイルのファイル名をフルパスで指定します。

    →  指定したテスト用のExcelファイルが開かれ、プログラムによるExcelの操作が行われます。その後で、COBOLのコンソールに次のメッセージが表示され、再度入力待ちの状態になります。

  3. 作成したいグラフの種類を入力します。

    →  グラフを描画し、描画が終了すると、COBOLのコンソールに次のメッセージが表示され、再度入力待ちになります。

  4. グラフを印刷する場合、プリンター名を指定します。印刷の必要がなければ、何も入力せずにENTERキーを押します。

    →  Excelを終了させて、実行が終了します。プリンター名を指定した場合は、Excelを終了する前にグラフが印刷されます。