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NetCOBOL V11.0 入門ガイド
FUJITSU Software

6.22.1 プロジェクトマネージャを利用する場合

注意

以降では、NetCOBOLのインストール先フォルダーをC:\COBOLとして説明しています。フォルダー名がC:\COBOLになっているところは、NetCOBOLをインストールしたフォルダーに変更してください。

ビルド・リビルド

翻訳およびリンクは、プロジェクトマネージャのビルド機能を使用して行います。

  1. プロジェクトマネージャを起動します。

  2. プロジェクトファイル“MTHAPL.prj”を開きます。

  3. プロジェクトファイルを選択し、[プロジェクト]-[オプション]メニューから“翻訳オプション”を選択します。

    →  [翻訳オプション]ダイアログが表示されます。

  4. 翻訳オプションTHREAD(MULTI)、SHREXTを指定します。確認後、[OK]ボタンをクリックします。

    →  プロジェクトマネージャウィンドウに戻ります。

  5. プロジェクトマネージャの[プロジェクト]メニューから“ビルド”を選択します。

    →  プロジェクトに登録した各DLL(ダイナミックリンクライブラリ)が作成されていることを確認してください。

  6. プロジェクトファイル“ISAPIAPL.prj”を開きます。

  7. 3.と同じ手順で[翻訳オプション]ダイアログを表示し、翻訳オプションTHREAD(MULTI)、SHREXT、ALPHAL(WORD)を指定します。また、翻訳オプションLIBに登録集ファイルのフォルダーを指定します。確認後、[OK]ボタンをクリックします。

    →  プロジェクトマネージャウィンドウに戻ります。

  8. プロジェクトマネージャの[プロジェクト]メニューから“ビルド”を選択します。

    →  プロジェクトに登録した各DLL(ダイナミックリンクライブラリ)が作成されていることを確認してください。

プログラムの実行

ここでは、ドメイン名を“user”、仮想ディレクトリ名を“sample21”としてIIS(Internet Information Services)に登録しています。

WWWブラウザは、Microsoft(R) Internet Explorerを使用しています。

  1. 認証サービスを開始します。
    URLに「http://user/sample21/admin.html」を設定します。

    →  管理者メニューの画面が表示されるので、“業務開始設定”をクリックします。

    “業務開始設定”をクリックすると、認証サービスが開始されます。認証サービス起動する前に、必ず業務開始設定を行ってください。

  2. 認証サービスを起動します。

    URLに「http://user/sample21/auth.html」を設定して実行キーを押します。

    →  認証サービス画面が表示されます。画面が表示されたら、ユーザIDとパスワードを入力して[OK]ボタンをクリックします。ここで、入力できるユーザIDはUSER0001からUSER0030までです。パスワードはユーザIDと同じです。

    [OK]ボタンをクリックすると認証成功画面が表示されます。

    ユーザIDあるいはパスワードに不適切な値を入力して[OK]ボタンをクリックすると認証失敗の画面が表示されます。

  3. 認証サービスを終了します。

    URLに「http://user/sample21/admin.html」を設定して実行キーを押します。

    →  管理者メニューの画面が表示されるので、“業務終了設定”をクリックします。