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NetCOBOL V11.0 入門ガイド
FUJITSU Software

6.17.1 NetCOBOL Studioを利用する場合

プログラムの翻訳・リンク

  1. サンプル用に作成したワークスペースを指定して、NetCOBOL Studioを起動します。

  2. [依存]ビューを確認し、Sample16プロジェクトがなければ、以下を参考にサンプルプログラムのプロジェクトをNetCOBOL Studioのワークスペースにインポートします。

  3. [依存]ビューからSample16プロジェクトを選択し、以下の構成になっていることを確認します。

    自動ビルドが設定されている場合、プロジェクトをワークスペースにインポートした直後にビルドが実行されます。この場合、[その他のファイル]には、ビルド後に生成されるファイル(.dllや.objなど)が表示されます。既定では自動ビルドに設定されています。

  4. [その他のファイル]に以下のファイルが作成されていない場合(自動ビルドが実行されていない場合)、NetCOBOL Studioのメニューバーから[プロジェクト] > [プロジェクトのビルド]を選択します。

    • COLLECT.dll

    • COLLECT.lib

    • COLLECT.REP

    • DICT.REP

    • LIST.REP

参考

上記以外にも作成されるファイルがありますが、それらはクラスライブラリ使用時には必要ありません。

クラスライブラリの利用

サンプルクラスライブラリをプログラムに組み込んで使用する場合、以下のファイルが必要です。

翻訳時およびリンク時
  • COLLECT.lib(インポートライブラリ)

  • COLLECT.REP(リポジトリファイル)

  • DICT.REP(リポジトリファイル)

  • LIST.REP(リポジトリファイル)

これらのファイルを、クラスライブラリを使用するプロジェクトに組み込んで使用します。

実行時
  • COLLECT.dll(ダイナミックリンクライブラリ)