ここでは、本製品で提供するサンプルプログラム-Sample13-について説明します。
Sample13では、Visual Basicアプリケーションから、NetCOBOLで作成したDLLを呼び出すプログラムの例を示します。
なお、このプログラムをビルドおよび動作させるためには、Microsoft .NET Framework 4.0以降が必要です。
概要
Visual Basicアプリケーションを起動し、フォームがロードされたときにCOBOLプログラムの初期化手続きを行うサブルーチンJMPCINT2を呼び出します。
4桁以下の2つの数値をVisual Basicアプリケーションのテキストボックスから入力し、[=](イコール)ボタンを押すと、その2つの数値がCOBOLアプリケーションに渡されます。
COBOLアプリケーションは、2つの数値を乗算し、結果を文字に編集してVisual Basicアプリケーションに返却します。Visual Basicアプリケーションでは、返却された編集結果の文字をテキストボックスに出力します。
Visual Basicアプリケーションを終了し、フォームがアンロードされたときに、COBOLプログラムの終了手続きを行うサブルーチンJMPCINT3を呼び出します。
提供プログラム
Sample13.cob(COBOLソースプログラム)
Makefile_VB(Visual Basicプロジェクトをビルドするメイクファイル)
Makefile_COBOL(NetCOBOLプロジェクトをビルドするメイクファイル)
VBProj\AssemblyInfo.vb(Visual Basic アセンブリ情報ファイル)
VBProj\Sample13.sln(Visual Basic ソリューションファイル)
VBProj\Sample13.vbproj(Visual Basic プロジェクトファイル)
VBProj\Sample13.vb(Visual Basic ソースコードファイル)
VBProj\Sample13.resX(Visual Basic XMリソースファイル)
VBProj\Sample13.Designer.vb(Visual Basic デザイナコードファイル)
COBOL85.CBR(実行用の初期化ファイル)
使用しているCOBOLの機能