本書の目的
本書は、製品の特長や主な機能について説明しています。また、COBOLアプリケーションを開発・運用するための流れを理解できるよう、簡単なサンプルアプリケーションを用いて開発から運用までの操作を説明しています。
製品で提供している開発環境・実行環境の使い方に基づいて説明していますので、本製品を初めて使用される方は本書をご一読ください。
本書の読者
本書は、本製品を初めて使用される方を対象としています。なお、本書を読むためには、以下の知識が必要です。
COBOLの文法に関する基本的な知識
使用するOSに関する基本的な知識
本書の構成
本書は以下の構成になっています。
本製品の特長と主な機能、製品体系について説明しています。
簡単なファイル入出力を行うCOBOLアプリケーションを例に、開発環境NetCOBOL Studioの基本操作について説明しています。
NetCOBOLシリーズのMeFt、FORMによる基本的な画面帳票アプリケーションの作成方法について説明しています。
画面帳票アプリケーションのMeFt/Web化の方法、環境設定などについて説明しています。
効率のよいCOBOLプログラムの作成テクニックについて説明しています。
NetCOBOLが提供するサンプルプログラムについて説明しています。
NetCOBOLが提供するCOBOLファイルアクセスルーチンのサンプルプログラムについて説明しています。
NetCOBOLが提供するCOBOL Webサブルーチンのサンプルプログラムについて説明しています。
登録商標について
Microsoft、Windows、Windows Server、Visual C++、Visual Basic、ActiveXは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
その他の会社名または製品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。
Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
製品の呼び名について
本書では、各製品を次のように略記しています。あらかじめご了承ください。
正式名称 | 略称 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Essentials Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Foundation | Windows Server 2012 R2 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Essentials Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation | Windows Server 2012 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter | Windows Server 2008 R2 |
Windows(R) 8.1 Windows(R) 8.1 Pro Windows(R) 8.1 Enterprise | Windows 8.1 |
Windows(R) 8 Windows(R) 8 Pro Windows(R) 8 Enterprise | Windows 8 |
Windows(R) 7 Home Premium Windows(R) 7 Professional Windows(R) 7 Enterprise Windows(R) 7 Ultimate | Windows 7 Windows 7(x64) |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 for Itanium-Based Systems | Windows Server 2008(Itanium) |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems | Windows Server 2003(Itanium) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5(for Intel64) Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6 (for Intel64) Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 7 (for Intel64) | Linux(64) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel Itanium) | Linux(Itanium) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6 (for x86) | Linux |
Microsoft(R) Visual C++(R) development system | Visual C++ |
Microsoft(R) Visual Basic(R) programming system | Visual Basic |
PowerSORT PowerSORT Server PowerSORT Workstation | PowerSORT |
次の製品すべてを指す場合は、「Windows」または「Windowsシステム」と表記しています。
Windows Server 2012 R2
Windows Server 2012
Windows Server 2008 R2
Windows 8.1
Windows 8
Windows 7
次の製品すべてを指す場合は、「Windows(Itanium)」と表記しています。
Windows Server 2008(Itanium)
Windows Server 2003(Itanium)
次の製品すべてを指す場合は、「Windows(64)」と表記しています。
Windows Server 2012 R2
Windows Server 2012
Windows Server 2008 R2
Windows 8.1(x64)
Windows 8(x64)
Windows 7(x64)
Linux(64)で動作し、64ビットCOBOLアプリケーションを開発・運用するシステムを、「Linux 64bit版 NetCOBOL」と表記します。
Solarisシステムで動作し、32ビットCOBOLアプリケーションを開発・運用するシステムを、「Solaris 32bit版 NetCOBOL」と表記します。Solaris 32bit版 NetCOBOLが動作するOracle Solarisを「Solaris(32)」と表記します。
Solarisシステムで動作し、64ビットCOBOLアプリケーションを開発・運用するシステムを、「Solaris 64bit版 NetCOBOL」と表記します。Solaris 64bit版 NetCOBOLが動作するOracle Solarisを「Solaris(64)」と表記します。
注意事項
本書に記載されている画面は、使用されているシステムにより異なる場合がありますので注意してください。
本書では、“COBOL文法書”で“原始プログラム”と記述されている用語を“ソースプログラム”と記述しています。
本書では、Windows 8.1環境で操作手順を説明しています。
お願い
本書を無断で他に転載しないようお願いします。
本書は予告なしに変更されることがあります。
輸出管理について
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
2015年6月
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