構成ファイル bdpp.conf の設定内容について説明します。
/etc/opt/FJSVbdpp/conf/bdpp.conf
本製品のインストールおよびセットアップに必要な情報を定義します。
サーバ機能ごとにファイルを作成する必要があります。
以下の形式の行で構成されます。
<パラメーター>=<指定値>
各サーバで定義するパラメーターについては以下を参照してください。
注意
指定値が "選択" となっているパラメーターについて
"<パラメーター>=" までを記述し、値を省略してください。
BDPP_PCL_PRIMARY_CONNECT2=
指定値が "省略可" となっているパラメーターについて
パラメーター行自体を省略できます。
ポイント
bdpp.conf のひな形が、本製品の提供媒体(DVD-ROM)の /DISK1/config_template 配下にサーバの種別単位に格納されています。該当のひな形をシステムの作業ディレクトリにコピーしてからパラメーターを編集して作成してください。
注意
インストール時は、任意のディレクトリに構成ファイルを作成してください。インストール前に環境変数 BDPP_CONF_PATH に作成した構成ファイルの格納ディレクトリを指定する必要があります。
【マスタサーバ】
マスタサーバの構成ファイルに設定するパラメーターを以下に示します。
項 | パラメーター | 必須/ | 指定値 | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | BDPP_CLUSTER_NAME | 必須 | cluster | クラスタに設定する仮想ホスト名を指定します。 |
2 | BDPP_CLUSTER_IP | 必須 | 10.10.10.1 | クラスタに設定する仮想 IP アドレスを指定します。 |
3 | BDPP_PRIMARY_NAME | 必須 | master1 | マスタサーバ(プライマリ)の代表ホスト名(業務 LAN に接続する NIC に対応するホスト名)を指定します。 |
4 | BDPP_PRIMARY_IP | 必須 | 10.10.10.11 | マスタサーバ(プライマリ)の業務 LAN に接続する代表 IP アドレスを指定します。 (図中の業務 LAN1 に接続する IP アドレス) |
5 | BDPP_PRIMARY_ADM_IP | 必須 | 192.168.1.1 | マスタサーバ(プライマリ)の管理 LAN に接続する IP アドレスを指定します。 (図中の管理 LAN に接続する IP アドレス) |
6 | BDPP_SECONDARY_NAME | 選択 | master2 | マスタサーバ(セカンダリ)の代表ホスト名(業務 LAN に接続する NIC に対応するホスト名)を指定します。 マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 |
7 | BDPP_SECONDARY_IP | 選択 | 10.10.10.12 | マスタサーバ(セカンダリ)の業務LANに接続する代表IPアドレスを指定します。 (図中の業務LAN1に接続するIPアドレス) マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 |
8 | BDPP_SECONDARY_ADM_IP | 選択 | 192.168.1.2 | マスタサーバ(セカンダリ)の管理 LAN に接続する IP アドレスを指定します。 (図中の管理 LAN に接続する IP アドレス) マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 |
9 | BDPP_PCL_CLUSTER_GROUP | 必須 | bdppcluster | クラスタに設定するクラスタグループ名を指定します。 クラスタグループ名は、先頭文字を英字とし、半角英数字で構成された31文字以下の英数字で指定してください。 |
10 | BDPP_PCL_PRIMARY_iRMC_IP | 選択 | 192.168.1.11 | マスタサーバ(プライマリ)のリモートマネジメントコントローラーのIPアドレスを指定します。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
11 | BDPP_PCL_PRIMARY_iRMC_ACCOUNT | 選択 | root | マスタサーバ(プライマリ)のリモートマネジメントコントローラーのアカウントを指定します。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
12 | BDPP_PCL_PRIMARY_iRMC_PASS | 選択 | password | マスタサーバ(プライマリ)のリモートマネジメントコントローラーのパスワードを指定します。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
13 | BDPP_PCL_SECONDARY_iRMC_IP | 選択 | 192.168.1.12 | マスタサーバ(セカンダリ)のリモートマネジメントコントローラーのIPアドレスを指定します。 マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
14 | BDPP_PCL_SECONDARY_iRMC_ACCOUNT | 選択 | root | マスタサーバ(セカンダリ)のリモートマネジメントコントローラーのアカウントを指定します。 マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
15 | BDPP_PCL_SECONDARY_iRMC_PASS | 選択 | password | マスタサーバ(セカンダリ)のリモートマネジメントコントローラーのパスワードを指定します。 マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
16 | BDPP_PCL_PRIMARY_CIP | 必須 | 192.168.2.11 | マスタサーバ(プライマリ)の CIP(クラスタインタコネクトプロトコル)に使用する IP アドレス(*1)を指定します。 |
17 | BDPP_PCL_SECONDARY_CIP | 選択 | 192.168.2.12 | マスタサーバ(セカンダリ)の CIP(クラスタインタコネクトプロトコル)に使用する IP アドレス(*1)を指定します。 マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 |
18 | BDPP_PCL_PRIMARY_CONNECT1 | 必須 | eth5 | クラスタ間の接続に使用するマスタサーバ(プライマリ)側の NIC 名(NIC5)を指定します。 クラスタインタコネクトに使用するネットワークインターフェースは、システム起動時に活性化するよう設定してください。ただし、IP アドレスを割当ててはいけません。 |
19 | BDPP_PCL_PRIMARY_CONNECT2 | 選択 | eth6 | クラスタ間の接続に使用するマスタサーバ(プライマリ)側の NIC 名(NIC6)を指定します。 クラスタインタコネクトに使用するネットワークインターフェースは、システム起動時に活性化するよう設定してください。ただし、 IP アドレスを割当ててはいけません。 クラスタインタコネクトをシングル構成とする場合は、値を省略してください。 |
20 | BDPP_PCL_SECONDARY_CONNECT1 | 選択 | eth5 | クラスタ間の接続に使用するマスタサーバ(セカンダリ)側のNIC 名(NIC5)を指定します。 マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 |
21 | BDPP_PCL_SECONDARY_CONNECT2 | 選択 | eth6 | クラスタ間の接続に使用するマスタサーバ(セカンダリ)側の NIC 名(NIC6)を指定します。 クラスタインタコネクトをシングル構成とする場合は、値を省略してください。 マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 |
22 | BDPP_GLS_PRIMARY_CONNECT1 | 必須 | eth1 | スレーブサーバ間の接続に使用するマスタサーバ(プライマリ)の NIC 名(NIC1)を指定します。 (図中の業務 LAN1 に接続する NIC) |
23 | BDPP_GLS_PRIMARY_CONNECT2 | 選択 | eth2 | スレーブサーバ間の接続に使用するマスタサーバ(プライマリ)の NIC 名(NIC2)を指定します。 (図中の業務 LAN2 に接続する NIC) 業務 LAN をシングル構成とする場合は、値を省略してください。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
24 | BDPP_GLS_SECONDARY_CONNECT1 | 選択 | eth1 | スレーブサーバ間の接続に使用するマスタサーバ(セカンダリ)の NIC名(NIC1)を指定します。 (図中の業務 LAN1 に接続する NIC) マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 |
25 | BDPP_GLS_SECONDARY_CONNECT2 | 選択 | eth2 | スレーブサーバ間の接続に使用するマスタサーバ(セカンダリ)の NIC 名(NIC2)を指定します。 (図中の業務 LAN2 に接続する NIC) 業務 LAN をシングル構成とする場合は、値を省略してください。 マスタサーバを二重化しない場合は、値を省略してください。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
26 | BDPP_GLS_POLLING1_IP | 必須 | 10.10.10.100 | 監視先 HUB ホストの IP アドレスを指定します。 (図中の業務 LAN1 上の監視先 HUB ホスト) |
27 | BDPP_GLS_POLLING2_IP | 選択 | 10.10.10.101 | 監視先 HUB ホストの IP アドレスを指定します。 (図中の業務 LAN2 上の監視先 HUB ホスト) 業務 LAN をシングル構成とする場合は、値を省略してください。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
28 | BDPP_GLS_NETMASK | 省略可 | 255.255.0.0 | 業務 LAN の IP アドレスに対するネットマスクを指定します。 省略した場合は、"255.255.255.0" がネットマスクとして設定されます。 |
29 | BDPP_DISKARRAY_iSCSI1_IP | 選択 | 10.10.11.11 | DFSの管理パーティションが構成されたETERNUS DX ディスクアレイの iSCSI-CA ポートの IP アドレスを指定します。 iSCSI-LAN以外の接続の場合は、値を省略してください。 |
30 | BDPP_DISKARRAY_iSCSI2_IP | 選択 | 10.10.12.11 | ETERNUS DX ディスクアレイとの接続を二重化している場合、接続する ETERNUS DX ディスクアレイの iSCSI-CA ポートのもう一方の IP アドレスを指定します。 iSCSI LAN をシングル構成とする場合は、値を省略してください。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 iSCSI-LAN以外の接続の場合は、値を省略してください。 |
31 | BDPP_ROR_INSTALL | 省略可 | NO | 物理環境でクローニング機能を利用しない場合のみ、NO(noも可)を指定します。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
32 | BDPP_ROR_ADMIN_IP | 選択 | 192.168.1.1 | ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition のインストール時に指定するマスタサーバ(プライマリ)の管理 LAN の IP アドレスを指定します。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合、またはBDPP_ROR_INSTALLにNOを指定する場合は、値を省略してください。 |
33 | BDPP_ROR_ADMIN_ACCOUNT | 選択 | root | ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition のインストール時に指定するマスタサーバ(プライマリ)のアカウントを指定します。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合、またはBDPP_ROR_INSTALLにNOを指定する場合は、値を省略してください。 |
34 | BDPP_ROR_ADMIN_PASS | 選択 | password | ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition のインストール時に指定するマスタサーバ(プライマリ)のパスワードを指定します。 仮想環境にマスタサーバを構築する場合、またはBDPP_ROR_INSTALLにNOを指定する場合は、値を省略してください。 |
35 | BDPP_PDFS_FILESYSTEM | 必須 | YES | ファイルシステムとして、DFS を使用する場合に YES(yesも可)を指定します。 |
36 | BDPP_PDFS_MOUNTPOINT | 選択 | /mnt/pdfs | DFS のマウントポイントを指定します。 本パラメーターは、BDPP_PDFS_FILESYSTEM に YES を指定した場合、必須となります。 |
37 | BDPP_HADOOP_DEFAULT_USERS | 選択 | bdppuser1,1500 | MapReduce の実行およびファイルシステム(DFS)へのアクセス権を持つユーザーID を登録する場合にユーザー名および ユーザーID を指定します。 複数のユーザーID を登録可能です(*2)。 |
38 | BDPP_HADOOP_DEFAULT_GROUP | 選択 | bdppgroup,1500 | MapReduce の実行およびファイルシステム(DFS)へのアクセスするためのユーザーグループ名および グループID を登録する場合に指定します。 |
39 | BDPP_HADOOP_TOP_DIR | 選択 | /hadoop | ファイルシステム(DFS)上の Hadoop で利用するデータを格納するための最上位ディレクトリ名を指定します。 ここで指定されたディレクトリ配下に Hadoop で利用するデータの格納や Hadoop で処理された結果データが格納されます。 |
40 | BDPP_KVMHOST_IP | 省略可 | 192.168.1.100 | シャットダウンエージェントの設定に使用する KVM ホストマシンの管理 LAN の IP アドレスを指定します(*3)。 仮想環境(KVM)にマスタサーバを構築する場合のみ、指定してください。 |
41 | BDPP_KVMHOST_ACCOUNT | 省略可 | pcluser | シャットダウンエージェントの設定に使用する KVM ホストマシン上のユーザーアカウントを指定します。 仮想環境(KVM)にマスタサーバを構築する場合のみ、指定してください。 |
42 | BDPP_KVMHOST_PASS | 省略可 | password | シャットダウンエージェントの設定に使用する KVM ホストマシン上のユーザーパスワードを指定します。 仮想環境(KVM)にマスタサーバを構築する場合のみ、指定してください。 |
*1:インタコネクトのプライベート IP インターフェースは、プライベートネットワーク用に用意された IP アドレスを使用することにより、構成が可能です。
*2:ユーザーID を複数登録する場合には、以下のように" "(空白)区切りでユーザー名と ユーザーID を複数指定します。
bdppuser1,1500 bdppuser2,1501 bdppuser3,1502
*3:マスタサーバが二重化構成であり、かつ、マスタサーバ(プライマリ)とマスタサーバ(セカンダリ)を導入する仮想マシンが異なるホストマシン上に存在する場合は、以下のように","(カンマ)区切りで2台のホストマシンの IP アドレスを指定します。
192.168.1.100,192.168.1.101
*1:CIP(クラスタインタコネクトプロトコル)
*2:HUB 監視機能に利用する HUB ホスト
HUB 監視とは、近隣の HUB に対して ping を一定間隔で実行し、伝送路に異常を検出した場合に使用するインターフェースを切り替える機能。
【スレーブサーバ】
スレーブサーバの構成ファイルに設定するパラメーターを以下に示します。
項 | パラメーター | 必須/ | 指定値 | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | BDPP_CLUSTER_NAME | 必須 | cluster | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
2 | BDPP_CLUSTER_IP | 必須 | 10.10.10.1 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
3 | BDPP_PRIMARY_NAME | 必須 | master1 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
4 | BDPP_SECONDARY_NAME | 選択 | master2 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
5 | BDPP_SERVER_NAME | 必須 | slave1 | スレーブサーバの代表ホスト名(業務 LAN に接続する NIC に対応するホスト名)を指定します。 |
6 | BDPP_SERVER_IP | 必須 | 10.10.10.21 | スレーブサーバの業務 LAN に接続する代表 IP アドレスを指定します。 |
7 | BDPP_GLS_SERVER_CONNECT1 | 必須 | eth1 | スレーブサーバ間の接続に使用するスレーブサーバの NIC 名(NIC1)を指定します。 (図中の業務 LAN1 に接続する NIC) |
8 | BDPP_GLS_SERVER_CONNECT2 | 選択 | eth2 | スレーブサーバ間の接続に使用するスレーブリサーバの NIC 名(NIC2)を指定します。 (図中の業務 LAN2 に接続する NIC) 業務 LAN をシングル構成とする場合は、値を省略してください。 仮想環境にスレーブサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
9 | BDPP_GLS_SERVER_POLLING1_IP | 必須 | 10.10.10.100 | 監視先 HUB ホストの IP アドレスを指定します。 (図中の業務 LAN1 上の監視先 HUB ホスト) |
10 | BDPP_GLS_SERVER_POLLING2_IP | 選択 | 10.10.10.101 | 監視先 HUB ホストの IP アドレスを指定します。 (図中の業務 LAN2 上の監視先 HUB ホスト) 業務 LAN をシングル構成とする場合は、値を省略してください。 仮想環境にスレーブサーバを構築する場合は、値を省略してください。 |
11 | BDPP_GLS_NETMASK | 省略可 | 255.255.0.0 | 業務 LAN の IP アドレスに対するネットマスクを指定します。 省略した場合は、"255.255.255.0" がネットマスクとして設定されます。 |
12 | BDPP_ROR_INSTALL | 省略可 | NO | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
13 | BDPP_ROR_ADMIN_IP | 選択 | 192.168.1.1 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
14 | BDPP_PDFS_FILESYSTEM | 必須 | YES | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
15 | BDPP_PDFS_MOUNTPOINT | 選択 | /mnt/pdfs | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
16 | BDPP_HADOOP_DEFAULT_USERS | 選択 | bdppuser1,1500 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
17 | BDPP_HADOOP_DEFAULT_GROUP | 選択 | bdppgroup,1500 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
18 | BDPP_HADOOP_TOP_DIR | 選択 | /hadoop | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
【開発実行環境サーバ】
開発実行環境サーバの構成ファイルに設定するパラメーターを以下に示します。
項 | パラメーター | 必須/ | 指定値 | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | BDPP_CLUSTER_NAME | 必須 | cluster | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
2 | BDPP_CLUSTER_IP | 必須 | 10.10.10.1 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
3 | BDPP_PRIMARY_NAME | 必須 | master1 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
4 | BDPP_SECONDARY_NAME | 選択 | master2 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
5 | BDPP_SERVER_NAME | 必須 | develop | 開発実行環境サーバの代表ホスト名(業務 LAN に接続する NIC に対応するホスト名)を指定します。 |
6 | BDPP_SERVER_IP | 必須 | 10.10.10.30 | 開発実行環境サーバの代表 IP アドレスを指定します。 |
7 | BDPP_PDFS_FILESYSTEM | 必須 | YES | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
8 | BDPP_PDFS_MOUNTPOINT | 選択 | /mnt/pdfs | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
9 | BDPP_HADOOP_DEFAULT_USERS | 選択 | bdppuser1,1500 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
10 | BDPP_HADOOP_DEFAULT_GROUP | 選択 | bdppgroup,1500 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
11 | BDPP_HADOOP_TOP_DIR | 選択 | /hadoop | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
【連携サーバ】
連携サーバの構成ファイルに設定するパラメーターを以下に示します。
項 | パラメーター | 必須/ 選択 | 指定値 | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | BDPP_SERVER_NAME | 必須 | collaborate | 連携サーバの代表ホスト名(業務 LAN に接続する NIC に対応するホスト名)を指定します。 |
2 | BDPP_SERVER_IP | 必須 | 10.10.10.31 | 連携サーバの代表 IP アドレスを指定します。 |
3 | BDPP_PDFS_FILESYSTEM | 必須 | YES | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
4 | BDPP_PDFS_MOUNTPOINT | 選択 | /mnt/pdfs | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
5 | BDPP_HADOOP_DEFAULT_USERS | 選択 | bdppuser1,1500 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
6 | BDPP_HADOOP_DEFAULT_GROUP | 選択 | bdppgroup,1500 | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
7 | BDPP_HADOOP_TOP_DIR | 選択 | /hadoop | <マスタサーバと同じ値を設定します> |
定義例
構成ファイル bdpp.conf の定義例を示します。
ここでは、以下のシステム構成における各サーバの定義例となります。
マスタサーバを二重化構成にする
業務 LAN を二重化する
クラスタインタコネクト(CIP)を二重化する
iSCSI を二重化する
BDPP_CLUSTER_NAME=cluster BDPP_CLUSTER_IP=10.10.10.1 BDPP_PRIMARY_NAME=master1 BDPP_PRIMARY_IP=10.10.10.11 BDPP_PRIMARY_ADM_IP=192.168.1.1 BDPP_SECONDARY_NAME=master2 BDPP_SECONDARY_IP=10.10.10.12 BDPP_SECONDARY_ADM_IP=192.168.1.2 BDPP_PCL_CLUSTER_GROUP=bdppcluster BDPP_PCL_PRIMARY_iRMC_IP=192.168.1.11 BDPP_PCL_PRIMARY_iRMC_ACCOUNT=irmc BDPP_PCL_PRIMARY_iRMC_PASS=password BDPP_PCL_SECONDARY_iRMC_IP=192.168.1.12 BDPP_PCL_SECONDARY_iRMC_ACCOUNT=irmc BDPP_PCL_SECONDARY_iRMC_PASS=password BDPP_PCL_PRIMARY_CIP=192.168.2.11 BDPP_PCL_SECONDARY_CIP=192.168.2.12 BDPP_PCL_PRIMARY_CONNECT1=eth5 BDPP_PCL_PRIMARY_CONNECT2=eth6 BDPP_PCL_SECONDARY_CONNECT1=eth5 BDPP_PCL_SECONDARY_CONNECT2=eth6 BDPP_GLS_PRIMARY_CONNECT1=eth1 BDPP_GLS_PRIMARY_CONNECT2=eth2 BDPP_GLS_SECONDARY_CONNECT1=eth1 BDPP_GLS_SECONDARY_CONNECT2=eth2 BDPP_GLS_POLLING1_IP=10.10.10.100 BDPP_GLS_POLLING2_IP=10.10.10.101 BDPP_DISKARRAY_iSCSI1_IP=10.10.11.11 BDPP_DISKARRAY_iSCSI2_IP=10.10.12.11 BDPP_ROR_ADMIN_IP=192.168.1.1 BDPP_ROR_ADMIN_ACCOUNT=admin BDPP_ROR_ADMIN_PASS=password BDPP_PDFS_FILESYSTEM=YES BDPP_PDFS_MOUNTPOINT=/mnt/pdfs BDPP_HADOOP_DEFAULT_USERS=bdppuser1,1500 BDPP_HADOOP_DEFAULT_GROUP=bdppgroup,1500 BDPP_HADOOP_TOP_DIR=/hadoop
BDPP_CLUSTER_NAME=cluster BDPP_CLUSTER_IP=10.10.10.1 BDPP_PRIMARY_NAME=master1 BDPP_SECONDARY_NAME=master2 BDPP_SERVER_NAME=slave1 BDPP_SERVER_IP=10.10.10.21 BDPP_GLS_SERVER_CONNECT1=eth1 BDPP_GLS_SERVER_CONNECT2=eth2 BDPP_GLS_SERVER_POLLING1_IP=10.10.10.100 BDPP_GLS_SERVER_POLLING2_IP=10.10.10.101 BDPP_ROR_ADMIN_IP=192.168.1.1 BDPP_PDFS_FILESYSTEM=YES BDPP_PDFS_MOUNTPOINT=/mnt/pdfs BDPP_HADOOP_DEFAULT_USERS=bdppuser1,1500 BDPP_HADOOP_DEFAULT_GROUP=bdppgroup,1500 BDPP_HADOOP_TOP_DIR=/hadoop
BDPP_CLUSTER_NAME=cluster BDPP_CLUSTER_IP=10.10.10.1 BDPP_PRIMARY_NAME=master1 BDPP_SECONDARY_NAME=master2 BDPP_SERVER_NAME=develop BDPP_SERVER_IP=10.10.10.30 BDPP_PDFS_FILESYSTEM=YES BDPP_PDFS_MOUNTPOINT=/mnt/pdfs BDPP_HADOOP_DEFAULT_USERS=bdppuser1,1500 BDPP_HADOOP_DEFAULT_GROUP=bdppgroup,1500 BDPP_HADOOP_TOP_DIR=/hadoop
BDPP_SERVER_NAME=collaborate BDPP_SERVER_IP=10.10.10.31 BDPP_PDFS_FILESYSTEM=YES BDPP_PDFS_MOUNTPOINT=/mnt/pdfs BDPP_HADOOP_DEFAULT_USERS=bdppuser1,1500 BDPP_HADOOP_DEFAULT_GROUP=bdppgroup,1500 BDPP_HADOOP_TOP_DIR=/hadoop