本付録では、本製品のシステム構築時およびクローニングで使用するシステム構成情報の定義ファイルについて説明します。
定義ファイル | ファイル概要 | 説明 |
---|---|---|
構成ファイル | 本製品のインストール、セットアップに必要な情報を定義するファイルです。 | |
スレーブサーバ定義ファイル | マスタサーバの接続対象となるスレーブサーバを定義するファイルです。 | |
クローニングサーバ定義ファイル | スマートセットアップのための、クローニングによるスレーブサーバを追加・削除する際に定義するファイルです。 | |
ネットワークパラメーター自動設定定義ファイル | クローニング後にネットワークパラメーターを自動設定するための定義ファイルです。 | |
ネットワークパラメーター自動設定定義ファイル | クローニング後にネットワークパラメーターを自動設定するための定義ファイルです。 | |
iSCSI イニシエーター設定定義ファイル | ETERNUS DX ディスクアレイに定義されたサーバごとの iSCSI 名を自動設定するための定義ファイルです。 |
各定義ファイルを使用する環境は以下のとおりです。
定義ファイル | 使用環境 | ||||
---|---|---|---|---|---|
マスタサーバ | スレーブ | 開発実行 | 連携 | ||
プライマリ | セカンダリ | ||||
bdpp.conf (*1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
slaves (*2) | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
○(*3)(*4) | × | × | × | × | |
○(*4) | × | × | × | × | |
○(*4) | × | × | × | × | |
○(*4) | × | × | × | × |
○:使用します。
×:使用しません。
*1:構成ファイル bdpp.conf はサーバ毎に別途作成します。
*2:スレーブサーバ定義ファイル slaves は各サーバ間で定義内容を一致させておく必要があります。定義内容を変更する場合は、必ずマスタサーバ(プライマリ)上の定義ファイルを更新し、他のサーバにはマスタサーバ(プライマリ)上のファイルをコピーするようにしてください。
*3:仮想環境に導入したマスタサーバでは、このファイルは利用しません。
*4:物理環境にマスタサーバを導入し、かつクローニング機能を利用しない場合は、このファイルは利用しません。