ここでは、問題の原因を特定するために必要な詳細調査資料の採取方法について説明します。
初期調査資料だけで問題の原因を特定できなかった場合、さらに詳細な調査資料が必要です。
問題の原因を特定するための調査資料は、各サーバ上で調査資料の採取コマンド(rcxadm mgrctl snap -full コマンド、rcxadm agtctl snap -full コマンド)を実行して資料を採取します。
本機能を実行するためには、約80MBの空き容量が必要です。
資料を採取するサーバ上で、以下の手順で資料を採取します。
資料を採取するサーバに root 権限でログインします。
rcxadm mgrctl snap -full コマンドまたはrcxadm agtctl snap -fullコマンドを実行します。
資料を採取するサーバに応じて実行するコマンドが異なるため注意してください。
【マスタサーバの場合】
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm mgrctl snap -full [-dir directory] <Enter>
【スレーブサーバの場合】
# /opt/FJSVrcxat/bin/rcxadm agtctl snap -full [-dir directory] <Enter>
採取した調査資料を当社技術員に送付します。
詳細は、「ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.1.2 リファレンスガイド (コマンド編)」の「5.2 rcxadm agtctl」または「5.11 rcxadm mgrctl」を参照してください。