本章では、本製品でトラブルが発生した際の調査方法について説明します。
本製品を使用しているシステムで問題が発生した場合、当社技術員が発生した問題の原因を切り分けるために必要な調査資料を採取してください。
本製品には、以下の調査資料があります。
ここでは、本製品のログについて説明します。
本製品のログは、処理ごとに出力されます。
処理ごとのログは次の表のとおりです。
なお、Apache Hadoop 自体のログについては、Apache Hadoop が提供する情報を参照してください。
ログの種類 | ログファイルおよび格納場所 |
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インストール/アンインストールのログ |
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セットアップ/アンセットアップのログ |
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起動、停止処理のログ |
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スレーブサーバの追加・削除処理のログ |
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コマンドログ |
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/var/opt/FJSVbdpp配下のログは、1日ごとに末尾に日付が付加されたバックアップファイルが作成され、2週間保持されます。
ここでは、本製品の調査資料採取ツールについて説明します。
次の表に示すツールを実行し、出力結果を調査資料として採取してください。
調査資料採取ツールの種類 | 調査資料採取ツールおよび格納場所 |
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導入構成の表示ツール |
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導入状態の表示ツール |
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さらに、本製品のログに出力されているメッセージ、またはシステムログ(/var/log/messages)に出力されているメッセージのうち、「E.3.2 その他のメッセージ」に関連するトラブルの調査資料については、本製品が組み込んでいる機能ごとに調査資料を採取する必要があります。