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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.2.4 スレーブサーバとの接続確認

2台目以降のスレーブサーバを構築する前に、マスタサーバと導入済みの1台目のスレーブサーバとの接続が正常に行えることを確認します。

この確認は、マスタサーバ(プライマリ)上で実施します。また、すべて root 権限で実施します。

  1. 1台目のスレーブサーバとの接続確認用に、スレーブサーバ定義ファイル /etc/opt/FJSVbdpp/conf/slaves を編集するため、スレーブサーバ定義ファイルを一旦、バックアップします。

    # cp /etc/opt/FJSVbdpp/conf/slaves /etc/opt/FJSVbdpp/conf/slaves.bak <Enter>
  2. スレーブサーバ定義ファイルを編集し、接続確認対象のスレーブサーバのみを残して、他のスレーブサーバを削除します。

    編集前:

    # cat /etc/opt/FJSVbdpp/conf/slaves <Enter>
    slave1,slave2,slave3,slave4,slave5

    編集後:

    # cat /etc/opt/FJSVbdpp/conf/slaves <Enter>
    slave1
  3. bdpp_changeslaves コマンドを実行して、スレーブサーバ定義ファイルの変更を反映します。

    # /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_changeslaves <Enter>
  4. bdpp_start コマンドを実行し、本製品の Hadoop を起動します。

    # /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_start <Enter>
  5. bdpp_stat コマンドを実行し、本製品の Hadoop の状態を表示し、対象のスレーブサーバ上で TaskTracker が起動されているか確認します。

    # /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_stat -all <Enter>
    cluster mapred  30595   jobtracker
    slave1  mapred  11381   tasktrackerslave1上でTaskTrackerが起動されていることを確認
    bdpp: INFO : 003: bdpp Hadoop JobTracker is alive.
  6. Hadoop ジョブを実行して、動作確認を行います。

    Hadoop に付属するサンプル(teragen, terasort)などを利用して、Hadoop ジョブの動作確認をしてください。

  7. bdpp_stop コマンドを実行し、本製品の Hadoop を停止します。

    # /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_stop <Enter>
  8. マスタサーバと1台目のスレーブサーバとの接続確認の完了後、スレーブサーバ定義ファイルのバックアップを復元します。

    # rm -fr /etc/opt/FJSVbdpp/conf/slaves <Enter>
    # cp /etc/opt/FJSVbdpp/conf/slaves.bak /etc/opt/FJSVbdpp/conf/slaves <Enter>
  9. bdpp_changeslaves コマンドを実行して、スレーブサーバ定義ファイルの変更を再反映します。

    # /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_changeslaves <Enter>

参照