/opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_start - Hadoop の起動
bdpp_start [-f]
本製品の Hadoop を起動します。
マスタサーバの Hadoop の JobTracker、接続対象となるすべてのスレーブサーバの Hadoop の TaskTracker をそれぞれ起動します。
Hadoop を強制起動します。
二重化構成のマスタサーバで異常が発生し、JobTracker が自動的に起動されない場合など、強制的に起動させる必要がある場合のみ本オプションを指定してください。
参照
強制起動が必要となる状況については、「16.1.1 マスタサーバが二重化構成の場合」を参照してください。
root 権限
マスタサーバ
以下のステータスが返されます。
正常に処理されました。
エラーが発生しました。
注意
bdpp_start コマンド と bdpp_stop コマンドが同時に実行された場合、マスタサーバの Hadoop の JobTracker、またはスレーブサーバの Hadoop の TaskTracker の起動状態に不整合を生じることがあります。
この場合、bdpp_stat -all コマンドにより状態を確認した上で、再度 bdpp_start コマンドを実行することで、下表に示すようにマスタサーバの Hadoop の JobTracker、およびスレーブサーバの Hadoop の TaskTracker をすべて起動させることができます。
マスタサーバの | スレーブサーバの | bdpp_start の実行結果 |
---|---|---|
起動されていない | 起動されていない |
|
一部のスレーブサーバで起動されている |
| |
すべてのスレーブサーバで起動されている |
| |
起動されている | 起動されていない |
|
一部のスレーブサーバで起動されている |
| |
すべてのスレーブサーバで起動されている |
|