ページの先頭行へ戻る
Systemwalker for Oracle マネージャクラスタユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.2.4 各ノードでの作業【Windows版】

クラスタシステムで構成された運用管理サーバがWindowsである場合の解除手順について説明します。

解除を行う際は、Administratorsグループに属するユーザで行う必要があります。

以下の手順で行います。


  1. ノード1(運用系) Systemwalker for Oracleの環境設定の解除を行います

    Systemwalker for Oracleの環境設定の解除を行います。
    以下のコマンドを実行してください。

    mpormstup.exe -d <ENTER>

    注意

    コマンド実行時の注意事項

    コマンド実行中は、対象のサーバに対して、Systemwalker Centric Managerからイベント監視の条件定義の変更操作は行わないでください。
    イベント監視の条件定義の詳細については“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。


  2. 運用系ノードと待機系ノードを切り替えます


  3. ノード2(待機系) Systemwalker for Oracleの環境設定の解除を行います

    Systemwalker for Oracleの環境設定の解除を行います。

    以下のコマンドを実行してください。

    mpormstup.exe -d <ENTER>


  4. 運用系ノードと待機系ノードを切り替えます


  5. <ノード1(運用系)/ノード2(待機系)> インストールレス型エージェント監視の環境設定解除を行います

    エージェントを導入しないサーバを監視する場合、運用系および待機系の両ノードで以下のコマンドを実行してください。

    <運用系ノード>

    mporalssetup.exe -d -k active <ENTER>

    <待機系ノード>

    mporalssetup.exe -d -k inactive <ENTER>

    インストールレス型エージェント監視設定コマンドの詳細については、“Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“コマンドリファレンス”を参照してください。


  6. ノード1(運用系)/ノード2(待機系) マネージャクラスタ環境の解除を行います

    Systemwalker for Oracleのマネージャクラスタ環境の解除を行います。

    1. 初期メニューを表示する

      [スタート]/[アプリ]-[Systemwalker for Oracle]-[マネージャクラスタ環境設定(Systemwalker for Oracle)]の順に選択します。
      マネージャクラスタ環境設定の初期メニューが表示されます。
      マネージャクラスタ環境の設定解除を行う場合は[解除]ボタンをクリックします。

      注意

      初期メニューは、[管理者として実行]を選択して起動してください。
      以下に、起動例を示します。
      例:
      [スタート]/[アプリ]-[Systemwalker for Oracle]-[マネージャクラスタ環境設定(Systemwalker for Oracle)]を右クリックして表示されるメニューから、[管理者として実行]を選択して起動します。


    2. 確認メッセージが表示されます

      マネージャクラスタ環境設定の解除の確認メッセージが表示されます。
      マネージャクラスタ環境の設定解除と同時に共有フォルダ内のデータを削除しない場合は、[共有フォルダ内のデータは削除しない]をチェックしてください。
      (以後、共有フォルダ内のデータが不要となった場合は、”2.5.3 各ノードでの作業【Windows版】”の「10. <運用系ノード/待機系ノード> マネージャクラスタ環境設定を行います」で指定した共有フォルダ内のデータを手動で削除してください。)

      マネージャクラスタ環境の設定解除を実施する場合は、[OK]ボタンをクリックしてください。


      共有フォルダ内のデータを削除する場合は、共有フォルダ内のデータ削除の確認メッセージが表示されます。
      [OK]ボタンをクリックすると、マネージャクラスタ環境の設定解除と同時に共有フォルダ内のデータ削除も実施されます。


    3. メッセージが表示されます

      マネージャクラスタ環境の設定解除が終了すると以下のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると初期メニューが表示されます。


  7. ノード1(運用系)/ノード2(待機系) Webサーバの定義を削除します

    Webサーバに定義したSystemwalker for Oracle用の仮想ディレクトリの設定を削除します。

    以下のコマンドを実行してください。

    mporiisset.exe -d -restart <ENTER>

    上記のコマンドを実行するとWebサーバが再起動されます。

    注意

    • Systemwalker for Oracleのインストール時に作成したCGI起動用のユーザを他の用途で使用していない場合、ユーザを削除してください。


  8. ノード1(運用系) メッセージ情報ファイルを削除します

    メッセージ詳細表示機能を使用していた場合、運用管理サーバに登録したメッセージ情報ファイルを削除する必要があります。

    “Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“アンインストール”-“メッセージ情報ファイルを削除する”を参照し、メッセージ情報ファイルを削除してください。


  9. ノード2(待機系) メッセージ情報ファイルを削除します

    メッセージ詳細表示機能を使用していた場合、運用管理サーバに登録したメッセージ情報ファイルを削除する必要があります。
    “Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“アンインストール”-“メッセージ情報ファイルを削除する”を参照し、メッセージ情報ファイルを削除してください。


  10. ノード1(運用系)/ノード2(待機系) Systemwalker for Oracleのアンインストールを行います

    Systemwalker for Oracleのアンインストールを行います。

    コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」/「プログラムの追加と削除」/「プログラムと機能」から「Systemwalker for Oracle」を選択し、Systemwalker for Oracleをアンインストールします。

    注意

    アンインストール中に以下の確認メッセージが表示されます。

    アンインストール前の作業については、運用系ノードで実施済みであるため、待機系ノードでは[はい]ボタンをクリックしてください。