クラスタシステムで構成された運用管理サーバがWindowsである場合の解除手順について説明します。
解除を行う際は、Administratorsグループに属するユーザで行う必要があります。
以下の手順で行います。
<ノード1(運用系)> Systemwalker for Oracleの環境設定の解除を行います
Systemwalker for Oracleの環境設定の解除を行います。
以下のコマンドを実行してください。
mpormstup.exe -d <ENTER> |
注意
コマンド実行時の注意事項
コマンド実行中は、対象のサーバに対して、Systemwalker Centric Managerからイベント監視の条件定義の変更操作は行わないでください。
イベント監視の条件定義の詳細については“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
運用系ノードと待機系ノードを切り替えます
<ノード2(待機系)> Systemwalker for Oracleの環境設定の解除を行います
Systemwalker for Oracleの環境設定の解除を行います。
以下のコマンドを実行してください。
mpormstup.exe -d <ENTER> |
運用系ノードと待機系ノードを切り替えます
<ノード1(運用系)/ノード2(待機系)> インストールレス型エージェント監視の環境設定解除を行います
エージェントを導入しないサーバを監視する場合、運用系および待機系の両ノードで以下のコマンドを実行してください。
<運用系ノード>
mporalssetup.exe -d -k active <ENTER> |
<待機系ノード>
mporalssetup.exe -d -k inactive <ENTER> |
インストールレス型エージェント監視設定コマンドの詳細については、“Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“コマンドリファレンス”を参照してください。
<ノード1(運用系)/ノード2(待機系)> マネージャクラスタ環境の解除を行います
Systemwalker for Oracleのマネージャクラスタ環境の解除を行います。
初期メニューを表示する
[スタート]/[アプリ]-[Systemwalker for Oracle]-[マネージャクラスタ環境設定(Systemwalker for Oracle)]の順に選択します。
マネージャクラスタ環境設定の初期メニューが表示されます。
マネージャクラスタ環境の設定解除を行う場合は[解除]ボタンをクリックします。
注意
初期メニューは、[管理者として実行]を選択して起動してください。
以下に、起動例を示します。
例:
[スタート]/[アプリ]-[Systemwalker for Oracle]-[マネージャクラスタ環境設定(Systemwalker for Oracle)]を右クリックして表示されるメニューから、[管理者として実行]を選択して起動します。
確認メッセージが表示されます
マネージャクラスタ環境設定の解除の確認メッセージが表示されます。
マネージャクラスタ環境の設定解除と同時に共有フォルダ内のデータを削除しない場合は、[共有フォルダ内のデータは削除しない]をチェックしてください。
(以後、共有フォルダ内のデータが不要となった場合は、”2.5.3 各ノードでの作業【Windows版】”の「10. <運用系ノード/待機系ノード> マネージャクラスタ環境設定を行います」で指定した共有フォルダ内のデータを手動で削除してください。)
マネージャクラスタ環境の設定解除を実施する場合は、[OK]ボタンをクリックしてください。
共有フォルダ内のデータを削除する場合は、共有フォルダ内のデータ削除の確認メッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると、マネージャクラスタ環境の設定解除と同時に共有フォルダ内のデータ削除も実施されます。
メッセージが表示されます
マネージャクラスタ環境の設定解除が終了すると以下のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると初期メニューが表示されます。
<ノード1(運用系)/ノード2(待機系)> Webサーバの定義を削除します
Webサーバに定義したSystemwalker for Oracle用の仮想ディレクトリの設定を削除します。
以下のコマンドを実行してください。
mporiisset.exe -d -restart <ENTER> |
上記のコマンドを実行するとWebサーバが再起動されます。
注意
Systemwalker for Oracleのインストール時に作成したCGI起動用のユーザを他の用途で使用していない場合、ユーザを削除してください。
<ノード1(運用系)> メッセージ情報ファイルを削除します
メッセージ詳細表示機能を使用していた場合、運用管理サーバに登録したメッセージ情報ファイルを削除する必要があります。
“Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“アンインストール”-“メッセージ情報ファイルを削除する”を参照し、メッセージ情報ファイルを削除してください。
<ノード2(待機系)> メッセージ情報ファイルを削除します
メッセージ詳細表示機能を使用していた場合、運用管理サーバに登録したメッセージ情報ファイルを削除する必要があります。
“Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“アンインストール”-“メッセージ情報ファイルを削除する”を参照し、メッセージ情報ファイルを削除してください。
<ノード1(運用系)/ノード2(待機系)> Systemwalker for Oracleのアンインストールを行います
Systemwalker for Oracleのアンインストールを行います。
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」/「プログラムの追加と削除」/「プログラムと機能」から「Systemwalker for Oracle」を選択し、Systemwalker for Oracleをアンインストールします。
注意
アンインストール中に以下の確認メッセージが表示されます。
アンインストール前の作業については、運用系ノードで実施済みであるため、待機系ノードでは[はい]ボタンをクリックしてください。