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Systemwalker for Oracle マネージャクラスタユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.2 資源見積り【UNIX版】

クラスタシステムで構成された運用管理サーバにSystemwalker for Oracleを導入する際に必要となる資源の見積り方法を説明します。

必要とするディスク容量

Systemwalker for Oracleを新規にインストールするためには、運用管理サーバ上の各ファイルシステムに以下に示すディスク容量が必要です。必要があれば、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。

ディレクトリ

ディスク所要量

/

0.1MB

/var

0.2MB

Systemwalker for Oracleのインストール時に指定するディレクトリ

32MB

マネージャクラスタ設定コマンドで指定する「共有ディスク内のディレクトリ」

4MB×n

n:監視対象となるサーバの台数


「メッセージ詳細表示機能」を使用する場合

「メッセージ詳細表示機能」を使用する場合は、登録するメッセージ情報ファイルによって、以下に示すディスク容量が必要です。

ディレクトリ

登録するメッセージ情報ファイル

ディスク所要量

メッセージ情報格納先ディレクトリ

Oracleのメッセージ情報ファイル

1バージョンにつき5MB

Systemwalker for Oracleのメッセージ情報ファイル

1バージョンにつき1MB

注意

「メッセージ情報格納先ディレクトリ」について

  • 「メッセージ情報格納先ディレクトリ」は、フルパスで指定してください。

  • 「メッセージ情報格納先ディレクトリ」は、共有ディスク内の任意のディレクトリです。

  • メモリファイルシステム等のシステム再起動時に消失または初期化される領域(swap領域、/tmpディレクトリ等)は指定できません。

  • 第三者ユーザに対する読み込み権限が設定されていないパーティションは指定できません。

動作中に必要とするディスク容量

Systemwalker for Oracleを動作させるときには、インストール時に必要とするディスク容量に加えて、以下のディスク容量が必要です。空き容量が足りない場合は、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。

ディレクトリ

ディスク所要量

備考

Systemwalker for Oracleのインストール時に指定するディレクトリ

4MB

Oracle環境情報の設定およびOracle状態監視の条件設定に必要とする


「インストールレス型エージェント監視」を使用する場合

インストールレス型エージェント監視を使用する場合は、以下のディスク容量も必要です。空き容量が足りない場合は、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。

ディレクトリ

ディスク所要量

作業用ディレクトリ

40MB×n

インストールレス型エージェント監視の情報資源格納先ディレクトリ

0.5MB×8MB×n

作業用ディレクトリは、Systemwalker for Oracleのインストール時に指定します。デフォルトはSystemwalker for Oracleのインストール時に指定するディレクトリです。
インストールレス型エージェント監視の情報資源格納先ディレクトリは、インストールレス型エージェント監視環境設定コマンドで指定するディレクトリです。指定を省略した場合は、Systemwalker for Oracleのインストール時に指定するディレクトリにディスク容量を追加する必要があります。
n:被監視システムのサーバ台数


メモリ使用量

Systemwalker for Oracleを標準的な運用で動作させるときに必要なメモリ使用量を示します。

運用内容

メモリ使用量

一次調査機能

5MB

インストールレス型エージェント監視機能

80MB


スワップ容量

Systemwalker for Oracleを標準的な運用で動作させるときに必要なスワップ容量を示します。
システム提供のスワップ領域を超える場合は、スワップ領域を拡張してください。

運用内容

スワップ容量

一次調査機能

1MB

インストールレス型エージェント監視機能

80MB