クラスタシステムで構成された運用管理サーバにSystemwalker for Oracleを導入する際に必要となる資源の見積り方法を説明します。
必要とするディスク容量
Systemwalker for Oracleが動作するためには、インストールするドライブに以下のディスク容量が必要です。十分な空き容量があるか確認してください。
Systemwalker for OracleはSystemwalker Centric Managerと同じドライブにインストールされます。
フォルダ | ディスク所要量 |
---|---|
Systemwalkerインストールフォルダ | 37MB |
マネージャクラスタ設定コマンドで指定する「共有ディスク内のフォルダ」 | 4MB×n |
n: 監視対象となるサーバの台数
「メッセージ詳細表示機能」を使用する場合は、登録するメッセージ情報ファイルによって、以下に示すディスク容量が必要です。十分な空き容量があるか確認してください。
フォルダ | 登録するメッセージ情報ファイル | ディスク所要量 |
---|---|---|
メッセージ情報格納先フォルダ | Oracleのメッセージ情報ファイル | 1バージョンにつき5MB |
Systemwalker for Oracleのメッセージ情報ファイル | 1バージョンにつき1MB |
注意
「メッセージ情報格納先フォルダ」について
「メッセージ情報格納先フォルダ」は、フルパスで指定してください。
「メッセージ情報格納先フォルダ」は、共有ディスク内の任意のフォルダです。
「メッセージ情報格納先フォルダ」は、空白文字を含むフォルダおよびフォルダ配下に登録しないでください。
動作中に必要とするディスク容量
Systemwalker for Oracleを動作させるときには、インストール時に必要とするディスク容量に加えて、以下のディスク容量が必要です。十分な空き容量があるか確認してください。
フォルダ | ディスク所要量 | 備考 |
---|---|---|
Systemwalkerインストールフォルダ | 4MB | Oracle環境情報の設定およびOracle状態監視の条件設定に必要とする |
インストールレス型エージェント監視を使用する場合は、以下のディスク容量も必要です。十分な空き容量があるか確認してください。
フォルダ | ディスク所要量 |
---|---|
作業用フォルダ | 16MB×n |
インストールレス型エージェント監視の情報資源格納先フォルダ | 0.5MB + 8MB×n |
作業用フォルダは、Systemwalker for Oracleのインストール時に指定します。デフォルトはSystemwalker for Oracleのインストール時に指定するフォルダです。
インストールレス型エージェント監視の情報資源格納先フォルダは、インストールレス型エージェント監視環境設定コマンドで指定するフォルダです。指定を省略した場合は、Systemwalker for Oracleのインストール時に指定するフォルダにディスク容量を追加する必要があります。
n:被監視システムのサーバ台数