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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
FUJITSU Software

B.1.28 mporcnddspals_dist(インストールレス型エージェント監視Oracle状態監視参照コマンド(配付済))

機能説明

運用管理サーバ上に配付済みのエージェントを導入していないサーバの「Oracle状態監視条件」の設定内容を表示します。

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

【UNIX版】

# /opt/FJSVmpor/bin/mporcnddspals_dist -h ホスト名  { -sid ORACLE_SID | -dir ディレクトリ名 | -sid ORACLE_SID -dir ディレクトリ名 } <ENTER>
# /opt/FJSVmpor/bin/mporcnddspals_dist -all { -sid ORACLE_SID | -dir ディレクトリ名 | -sid ORACLE_SID -dir ディレクトリ名 } <ENTER>

【Windows版】

mporcnddspals_dist.exe -h ホスト名 -sid ORACLE_SID | -dir フォルダ | -sid ORACLE_SID -dir ディレクトリ名 } <ENTER>
mporcnddspals_dist.exe -all { -sid ORACLE_SID | -dir フォルダ | -sid ORACLE_SID -dir フォルダ } <ENTER>

オプション

-h ホスト名

ホスト名で指定されたサーバに対して配付済みのOracle状態監視条件の設定内容を表示または出力します。

-all

すべてのサーバに対して配付済みのOracle状態監視条件の設定内容を表示または出力します。

-sid ORACLE_SID

配付済みのOracle状態監視条件の設定内容から指定されたORACLE_SIDについての設定内容を表示または出力します。

-sid ORACLE_SID を省略した場合

配付済みのOracle状態監視条件の設定内容からすべてのORACLE_SIDについての設定内容を表示または出力します。

-dirオプションを指定した場合のみ省略可能です。

-dir ディレクトリ名

Oracle状態監視条件の設定内容を出力するディレクトリをフルパスで設定します。

ディレクトリ配下には以下のファイル名で出力されます。

ホスト名_ORACLE_SID.txt
-dir ディレクトリ名を省略した場合

Oracle状態監視条件の設定内容が表示されます。

-sidオプションを指定した場合のみ省略可能です。

実行に必要な権限/実行環境

【UNIX版】

【Windows版】

注意

設定内容はOracle状態監視定義ファイルの形式で表示されます。

使用例

【UNIX版】

  • ホスト名が「host1」であるサーバに対して配付されたORACLE_SIDが「orains」のOracle状態監視条件の設定内容を表示する

    # /opt/FJSVmpor/bin/mporcnddspals_dist -h host1 -sid orains <ENTER>

【Windows版】

  • ホスト名が「host1」であるサーバに対して配付されたORACLE_SIDが「orains」のOracle状態監視条件の設定内容を表示する

    mporcnddspals_dist.exe -h host1 -sid orains <ENTER>