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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
FUJITSU Software

2.1.4 Oracle Enterprise Manager(OEM)との連携

Oracle Enterprise Managerとの連携を行うことができます。

Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧でSystemwalker for Oracleが通知するイベント(「ORA-」、「OSD-」および「FOR-」で始まるメッセージ)を選択し、連携製品の起動を行います。[Oracle Enterprise Manager 連携]タブをクリックすると、[Oracle Enterprise Manager 連携]画面が表示されます。


連携先のOEM画面で使用している接続方法を選択し、ポート番号、接続先ホスト名を入力して[実行]ボタンをクリックします。

連携先のOEM画面で使用している接続方法

OEM画面への接続方法が非SSL接続の場合
[非SSL接続を使用している場合(http)]を選択します。

OEM画面への接続方法がSSL接続の場合
[SSL接続を使用している場合(https)]を選択します。

ポート番号

「Database Control」の場合
「$ORACLE_HOME/install/portlist.ini」ファイルの「Enterprise Manager Console HTTP Port (<Oracle SID>)」に記述されているポート番号を指定します。

「Grid Control」の場合
「<Grid ControlのORACLE_HOME>/install/portlist.ini」ファイルの「Oracle HTTP Server port」に記述されているポート番号を指定します。
(<Grid ControlのORACLE_HOME>は、Oracle Grid ControlがあるORACLE_HOMEです。)

Database Express」の場合
以下のSQLを実行し、出力されるポート番号を指定します。

SQL> select dbms_xdb_config.gethttpsport() from dual;

Cloud Control」の場合
「<MIDDLEWARE_HOME>/.gcinstall_temp/staticports.ini」ファイルの「Enterprise Manager Central Console Http Port」または「Enterprise Manager Central Console Http SSL Port」に記載されているポート番号を指定します。
(<MIDDLEWARE_HOME>はCloud Controlのインストールディレクトリです。)

接続先ホスト名

接続先のホスト名を指定します。


参考

OEM画面への接続方法は、Oracleのデフォルトの設定では以下のようになっています。

  • Oracle 10.2.0.4未満:非SSL接続(http)

  • Oracle 10.2.0.4以上:SSL接続(https)

OEMのSSL構成をカスタマイズしている場合は、各環境に合った接続方法を選択してください。