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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
FUJITSU Software

第3章 バックアップ/リストア

Systemwalker for Oracleでは、運用環境を誤って削除/破壊した場合に備えて、ユーザ資源をバックアップ/リストアすることができます。

Systemwalker for Oracleのユーザ資源には以下の情報があります。


エージェントを導入しているサーバに対するユーザ資源
  • ポリシー

    • Oracle環境情報

    • Oracle状態監視の条件

  • 拡張監視機能の定義ファイル

    • キーワード指定パターン定義ファイル

    • プロセス指定パターン定義ファイル[UNIX]

    • オブジェクト指定ファイル

上記は、エージェントが導入されているサーバ上で管理されています。
運用管理サーバ(マネージャ)にインストールされているOracleを監視している場合、運用管理サーバ上にも管理されています。

また、運用管理サーバ上には、エージェントが導入されている全サーバのポリシーが管理されています。


エージェントを導入していないサーバに対するユーザ資源
  • ポリシー

    • Oracle環境情報

    • Oracle状態監視の条件

  • 拡張監視機能の定義ファイル

    • キーワード指定パターン定義ファイル

    • オブジェクト指定ファイル

  • Oracleクライアントアクセスユーザ設定ファイル[UNIX]

エージェントを導入していない全サーバに対するユーザ資源は、運用管理サーバ上で管理されています。


注意

バックアップ/リストア時の注意事項

  • バックアップおよびリストアを行う場合は、バックアップする環境とリストアする環境は同じ条件である必要があります。
    したがって、以下の条件でのバックアップ/リストアは実施できません。

    • OS種別が異なるコンピュータ間(Windows、Solaris、Linux)

    • インストール種別(マネージャ、エージェント)が異なるコンピュータ間

    • 古いバージョンのSystemwalker for Oracleがインストールされているコンピュータへのリストア

    • クラスタコンピュータと非クラスタコンピュータ間

    • コード系が異なるコンピュータ間

  • 運用管理サーバをクラスタシステムで運用している場合は、運用系のノードで実行してください。

  • 部門管理/業務サーバをクラスタシステムで運用している場合は、すべてのノードで実行してください。