トレースファイルの監視方法について説明します。
30秒間隔でトレースファイルの監視を行います。
トレースファイル監視を行うデーモンまたはサービスについては、“第4章 Systemwalker for Oracleのデーモン/サービス”を参照してください。
監視処理の流れ
トレースファイル監視の流れを以下に示します。
以下の図は、ポリシー配付後、トレースファイル監視機能の状態を操作した場合に、どのように監視が行われるかを示しています。
トレースファイル監視が起動するタイミング
トレースファイルの監視が起動するタイミングについて説明します。
監視対象サーバがUNIX系マシンの場合
Oracle環境情報の設定後、ポリシー配付を行った時
(「ポリシーの即時適用」を行った場合)
マシンを再起動した時
起動コマンドを実行した時
監視対象サーバがWindowsマシンの場合
Oracle環境情報の設定後、ポリシー配付を行った時
(「ポリシーの即時適用」を行った場合)
OSのサービス制御により、トレースファイル監視を行うサービスを起動した時
マシンを再起動した時
「起動コマンド」については“4.2.4 起動[UNIX]”を参照してください。
「トレースファイル監視を行うサービス」については“4.1.2 Systemwalker for Oracleのサービスについて[Windows]”を参照してください。
注意
トレースファイル監視が起動する際の注意事項
Systemwalker for Oracleのインストール直後にトレースファイル監視を起動した場合、通知されるトレースファイルの監視メッセージは、トレースファイル監視機能が起動したあとに作成および更新されたファイルのみが対象となります。
動作中のトレースファイル監視を停止し、再度起動した場合、停止中に作成および更新されたトレースファイルのメッセージが通知されます。ただし、停止中に作成および更新されたファイルについては、通知されるメッセージは1つとなります。
トレースファイル監視が停止するタイミング
トレースファイル監視が停止するタイミングについて説明します。
トレースファイル監視が停止している間は、メッセージは通知されません。
監視対象サーバがUNIX系マシンの場合
マシンを停止した時
停止コマンドを実行した時
監視対象サーバがWindowsマシンの場合
OSのサービス制御により、トレースファイル監視を行うサービスを停止した時
マシンを停止した時
「停止コマンド」については“4.2.5 停止[UNIX]”を参照してください。
「トレースファイル監視を行うサービス」については“4.1.2 Systemwalker for Oracleのサービスについて[Windows]”を参照してください。
注意
トレースファイル監視が一時停止する際の注意事項
一時停止中は、対象のORACLE_SIDに対する監視メッセージは通知されません。