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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
FUJITSU Software

まえがき

本書の目的

本書は、Systemwalker Centric ManagerおよびSystemwalker Event Agentのオプション製品である「Systemwalker for Oracle」の運用方法について説明しています。

Systemwalker for Oracleは、Systemwalker Centric ManagerまたはSystemwalker Event Agentが運用管理を行う分散システム上で稼働するOracleデータベース・システム(以下、「Oracle」と略します)を運用管理するソフトウェア製品です。

Systemwalker for Oracleの製品体系は、Systemwalker for Oracleマネージャ(以下、「マネージャ」と略します)と、Systemwalker for Oracleエージェント(以下、「エージェント」と略します)からなります。特に区別する必要がない場合は、総称して「Systemwalker for Oracle」と表記します。

Systemwalkerとは、富士通株式会社が提供する分散システムの運用管理製品の総称です。


本書の読者

本書は、Systemwalker for Oracleを使用してOracleシステムの運用管理を行う方を対象としています。そのため、Oracleのデータベース管理を行える知識を持っていることを前提としています。

また、本書は、読者にOracleのデータベースに関する知識があることを前提としていますので、一部の用語および項目については説明を省いています。


本書の構成

本書は、1章~4章、および付録から構成されています。

第1章 監視

Systemwalker for Oracleの監視機能について説明しています。

第2章 調査

Systemwalker for Oracleが通知するメッセージに対して、調査を行う場合について説明しています。

第3章 バックアップ/リストア

Systemwalker for Oracleの保守情報について説明しています。

第4章 Systemwalker for Oracleのデーモン/サービス

Systemwalker for Oracleの監視デーモンおよびサービスについて説明しています。

付録
付録A メッセージ

Systemwalker for Oracleが出力するメッセージについて説明しています。

付録B コマンドリファレンス

Systemwalker for Oracleで使用するコマンドについて説明しています。

付録C Oracle状態監視の監視項目の詳細

Systemwalker for OracleのOracle状態監視機能で設定可能な監視項目について説明しています。

付録D Oracle調査項目一覧の詳細

Systemwalker for OracleのOracle調査項目一覧で実行できる各項目について説明しています。

付録E 5.2/V5.2L30以前の資源を使用する場合【Solaris版/Windows版】

Systemwalker for Oracle 5.x(Solaris版)またはV5.0(Windows版)で使用していた資源を使用する場合の手順について説明しています。


本書のコメント

業務サーバまたは部門管理サーバにSystemwalker Event Agentをインストールし、Systemwalker for Oracleの運用を行う場合、本書の「Systemwalker Centric Manager」の箇所を「Systemwalker Event Agent」とお読み替えください。

Windows版の場合は、必要に応じて、本書の「ディレクトリ」の箇所を「フォルダ」とお読み替えください。


略語表記について

本書では、各製品を次のように略記しています。あらかじめご了承ください。

本書の表記について

エディションおよびOSによる固有記事に対しては、以下の記号をタイトルまたは本文につけています。
固有記事の範囲は、タイトルについている場合、タイトルの説明部分全体が、固有記事であることを示します。

本書の位置付け

本書を読む前に、あらかじめ以下のマニュアルをお読みください。

Systemwalker Centric Manager
  • “Systemwalker Centric Manager 解説書”

  • “Systemwalker Centric Manager 導入手引書”

  • “Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”

  • “Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”

  • “Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”

  • “Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”

  • “Systemwalker Centric Manager グローバルサーバ運用管理ガイド”

Systemwalker Event Agent
  • “Systemwalker Event Agent 説明書”


商標について

Apacheは、The Apache Software Foundationの登録商標または商標です。

HP-UXは、米国Hewlett-Packard社の登録商標です。

IBM、IBMロゴ、AIX、AIX 5Lは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。

Intel、Itaniumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。

Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Microsoft、Windows、Windows Vista、およびWindows Serverまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

Oracleは、米国Oracle Corporationの登録商標です。

Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。

文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

UNIXは、米国およびその他の国におけるThe Open Groupの登録商標です。

Systemwalker、Interstage、Symfowareは富士通株式会社の登録商標です。

その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。


輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。


2015年4月

改版履歴

2015年4月 初版


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