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Interstage Mobile Application Server V1.2.0 運用ガイド
FUJITSU Software

9.2 宛先(登録ID、拡張データ)の情報管理

プッシュ通知を行うために使用する、宛先情報(登録ID、拡張データ)の管理方法、および運用手順について説明します。

プッシュ通知では、登録IDをIMAPSサーバのIMAPS DB上で管理することで、APNsなどの各プッシュサービスに対して、メッセージを送信することを可能にしています。この登録IDを既存の業務データベースに格納、または連携させることで、各プッシュサービスの長く複雑な登録IDを意識することなく、メッセージを送信できるようになります。 以下に、登録IDの管理方法を比較した表を示します。

登録IDの管理方法

特徴

マニュアル参照先

・既存の業務データベース上で、登録IDの情報も管理する

・[業務管理者]利用者端末に関わる情報を、業務データベースで一元管理することで、送信対象の宛先を既存のデータから簡単に絞り込むことができる

9.2.1 業務データベースで登録IDを管理し、登録IDを宛先に指定する場合

・既存の業務データベース上では登録IDを管理しない

・業務データベース上の任意のIDと、IMAPSサーバの拡張データを連携させる

・[業務管理者]業務データベースのテーブル情報を変更する必要はない

・[業務管理者]拡張データを指定することで、登録IDを意識せずにメッセージを送信できる

9.2.2 業務データベースと連携させ、拡張データを宛先に指定する場合

・既存の業務データベースがない(登録IDを管理しない)

・登録IDの管理は、IMAPSサーバ上のIMAPS DBだけ

・[業務管理者]プッシュの機能を試用版として、簡易的に構築できる

・[業務管理者]業務データベースがなくても構築できる

9.2.3 業務データベースを使用せず、拡張データを宛先に指定する場合