プッシュ通知を行うために使用する、宛先情報(登録ID、拡張データ)の管理方法、および運用手順について説明します。
プッシュ通知では、登録IDをIMAPSサーバのIMAPS DB上で管理することで、APNsなどの各プッシュサービスに対して、メッセージを送信することを可能にしています。この登録IDを既存の業務データベースに格納、または連携させることで、各プッシュサービスの長く複雑な登録IDを意識することなく、メッセージを送信できるようになります。 以下に、登録IDの管理方法を比較した表を示します。
登録IDの管理方法 |
特徴 |
マニュアル参照先 |
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・既存の業務データベース上で、登録IDの情報も管理する |
・[業務管理者]利用者端末に関わる情報を、業務データベースで一元管理することで、送信対象の宛先を既存のデータから簡単に絞り込むことができる |
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・既存の業務データベース上では登録IDを管理しない ・業務データベース上の任意のIDと、IMAPSサーバの拡張データを連携させる |
・[業務管理者]業務データベースのテーブル情報を変更する必要はない ・[業務管理者]拡張データを指定することで、登録IDを意識せずにメッセージを送信できる |
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・既存の業務データベースがない(登録IDを管理しない) ・登録IDの管理は、IMAPSサーバ上のIMAPS DBだけ |
・[業務管理者]プッシュの機能を試用版として、簡易的に構築できる ・[業務管理者]業務データベースがなくても構築できる |