セットアップ前の作業について説明します。
SELinuxの設定
基本ソフトウェアにRed Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)を使用する場合、SELinuxの設定がデフォルトになっています。ポータル機能を使用する場合は、SELinuxの設定を変更してください。
SELinuxの設定については「5.1.1 SELinuxの設定」を参照してください。
認証基盤にInteraction Manager認証以外を使用する場合、お使いの認証基盤が起動されていることを確認してください。
Interaction Managerのポータル機能で利用するRDBシステムの起動を確認してください。
また、ポータル機能で利用するリポジトリ用のRDBを作成してください。RDBの作成については「5.1.2 リポジトリ用RDBの作成」を参照してください。
Application ServerのInterstage Java EEの起動を確認してください。
あわせて、Interstage Java EE DASサービス、Interstage Java EE Node Agentサービス、Interstage JMXサービスの起動を確認してください。
サービスの起動確認方法は「Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「Java EE運用コマンド」を参照してください。
環境変数を設定し、javaコマンドおよびjarコマンドが実行できることを確認してください。
サイレントモードでセットアップを行う場合、テナント定義入力ファイルを作成してください。
テナント定義入力ファイルの作成には、下記に記載したテナント定義入力ファイルテンプレートを任意のディレクトリにコピーし、必要項目をすべて設定してください。値の省略はできません。
設定項目、およびテナント定義入力ファイルの設定例については、「テナント定義入力ファイルの設定例」を参照してください。
テナント定義入力ファイルテンプレート
/opt/FJSVrcfmp/setup/template/tenant_definition_input_file.properties
注意
テナント定義入力ファイルの改行コードには[LF]を使用してください。
Java EEの実行環境用の統合コマンドを実行するため、Java EE 管理ユーザーID、およびパスワードを確認してください。
詳細は、Application Serverの「Java EE 運用ガイド」を参照してください。
すべてのアプリケーションを終了させてください。セットアップする際に、本サーバパッケージが利用する資源を使用しているとセットアップ作業に失敗する場合があります。