最近の業務システムでは、既存システムを有効活用し、それらのシステムを組み合わせて新たなシステムを構築することや、インターネット上のWebサービスを業務システムで活用するニーズが高まっています。
Interaction Managerを使用することで、企業内の既存システムやインターネット上にあるWebサービスをブラウザ上で連携させ、既存のアプリケーションへ影響が少ない、より使いやすいWebアプリーションが短期に構築できるようになります。
また、インターネット上のWebサービスをブラウザから直接呼び出す場合、クロスドメイン制約などセキュリティ上の課題があります。Interaction Managerでは、アクセス制御やロギングを備えたプロキシ機能を提供しており、これらの機能を利用することにより、より安全なサービス呼び出しを実現します。
図1.7 Webアプリケーションの短期構築例
上記機能を実現するために、Interaction Managerではマッシュアップフレームワークの機能を提供しています。マッシュアップフレームワークの詳細については、「Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド」を参照してください。