注意
以下の条件でSystemwalker Software Configuration Managerを運用する場合、本手順は実施しないでください。
ServerView Resource Orchestratorと連携して運用する
Systemwalker Runbook Automation管理サーバと同一の管理サーバで運用する
Systemwalker Software Configuration Managerがインストール済みで、インストール後にシステムの再起動が行われているかを確認してください。
管理者権限を保持したユーザーでログインしていることを確認してください。
アンセットアップする時、セットアップした時のログインIDが必要となります。
isstatコマンドまたはInterstage管理コンソールを使用して、Interstageが起動していることを確認してください。コマンドの詳細については、『Interstage Application Serverリファレンスマニュアル(コマンド編)』を参照してください。Interstage管理コンソールの詳細については、『Interstage管理コンソール ヘルプ』を参照してください。
『解説書』の「ディスク容量」を参考に、Systemwalker Runbook Automationが利用するプロセス管理用のデータベースを見積もり、十分なサイズのファイルシステムを用意します。
準備したファイルシステムがOSにマウントされてない場合には、ファイルシステムをOS上にマウントします。マウントの方法については、OSのマニュアルを参照してください。
プロセス管理用のデータベースを格納するディレクトリを決定します。“1.”で準備したファイルシステム上のディレクトリとなるように決定してください。
ディレクトリに対してアクセス権限を付与します。
事前にプロセス管理用のデータベースを格納するディレクトリを作成する必要はありませんが(指定したディレクトリが存在しない場合、セットアップコマンドが適切なアクセス権限を付与して作成を行います)、ルートディレクトリから実際にプロセス管理用のデータベースを格納するディレクトリまでの経由するディレクトリのうち、すでに作成済みとなっているディレクトリについて、以下に示すアクセス権限を付与してください。
OSのユーザーである“swrbadbuser”が所属する“Users”グループについて、“変更権限”を付与してください。
なお、OSのユーザーである“swrbadbuser”のみに“変更権限”を付与してはいけません。必ず“Users”グループについて“変更権限”を付与してください。OSのユーザーである“swrbadbuser”のみに“変更権限”を付与した場合、セットアップがエラーで終了します。
OSのユーザーである“swrbadbuser”が書き込み、読み込みを行うことができるように、権限を付与してください。
ポイント
OSのユーザーである“swrbadbuser”は、本製品のインストール時に作成されます。
ServerView Operations Managerシングル・サインオンの認証を利用するために、OpenDJ/OpenDSへユーザー情報を登録します。
OpenDJ/OpenDSにユーザーを登録する手順について説明します。
ここでは、ユーザーを登録するための方法として、LDIFファイルを利用しての登録方法について説明します。
サンプルのLDIFファイルを利用してユーザー情報を登録する
Systemwalker Software Configuration Managerが組み込んでいるSystemwalker Runbook Automationの環境を構築するために必要となる、ユーザー情報を定義したサンプルのLDIFファイルを利用して、登録を行う方法について説明します。
サンプルとなるLDIFファイルのサンプルを以下に格納しています。
【Windows】
%SWRBA_HOME%\etc\sample\ldif
【Linux】
/etc/opt/FJSVswrbam/sample/ldif/
LDIFファイル | 説明 |
---|---|
swrba_svsso_sample.ldif | 組織単位、ユーザー、グループの作成とグループへのユーザー追加を行うldifファイルです。 ServerView Operations Manager シングル・サインオンの認証基盤を利用する場合は、このサンプルを利用してください。 |
本サンプルは、以下に示すLDAP構成を前提としたサンプルとなっています。
運用を行うLDAP環境にあわせてファイルを編集してください。
注意
プロセス制御用およびスケジュール起動用ユーザーの「ユーザー名」、「パスワード」のみ変更可能です。「公開ディレクトリ」、「ユーザーを格納する組織単位」、「グループを格納する組織単位」は変更しないでください。
公開ディレクトリ | dc=fujitsu,dc=com (注1) |
ユーザーを格納する組織単位 | ou=users (注1) |
グループを格納する組織単位 | ou=Group (注1) |
プロセス制御用のユーザーのユーザー名 | swrbaadmin (注2) |
プロセス制御用のユーザーのパスワード | systemwalker#1 (注3) |
スケジュール起動用のユーザーのユーザー名 | swrbasch (注2) |
スケジュール起動用のユーザーのパスワード | systemwalker#2 (注3) |
(注1) 設定値は固定です。変更しないでください。
(注2) 推奨ユーザー名ですが任意に指定することも可能です。
(注3) 初期値です。$\"=|[]:*;+,<>?/および半角空白、全角文字を除く任意のパスワードへの変更が可能です。
ldapmodifyコマンドを利用して、LDIFファイルの定義情報をLDAPに登録します。
【Windows】
<OpenDJ/OpenDSインストールディレクトリ>\bat\ldapmodify.bat -p <ポート番号> -Z -D <管理者用DN(注4)> -w <管理者用DNのパスワード(注5)> -f <編集したLDIFファイル名(注6)> |
【Linux】
<OpenDJ/OpenDSインストールディレクトリ>/bin/ldapmodify -p <ポート番号> -Z -D <管理者用DN(注4)> -w <管理者用DNのパスワード(注5)> -f <編集したLDIFファイル名(注6)> |
(注4) “cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config”を指定してください。
(注5) OpenDJ/OpenDSの管理者用DNのパスワードを指定します。デフォルトは”admin”です。
(注6) サンプルの設定内容を変更しない場合、サンプルを直接指定することも可能です。
例
ポート番号: 1474
管理者用DN: cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config
管理者用DNのパスワード: admin
編集したLDIFファイル名: cfmguser.ldif
【Windows】
ldapmodify.bat -p 1474 -Z -D "cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config" -w admin -f cfmguser.ldif |
【Linux】
ldapmodify -p 1474 -Z -D "cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config" -w admin -f cfmguser.ldif |
Systemwalker Runbook Automationのセットアップを行います。
管理サーバに管理者権限をもったユーザーでログインします。
以下のコマンドを実行して、セットアップを開始します。
"%SWRBA_HOME%\bin\swrba_setup" -s |
注意
ご利用OSがWindows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。
Systemwalker Runbook Automationセットアップツールが起動されます。
表示された内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
サーバ種別設定を行います。
各設定値を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。
項目名 | 入力値 | |
---|---|---|
構築するサーバの種別 | 管理サーバの動作種別から以下を選択します。
| |
高信頼化環境設定 | 引継ぎファイル格納ディレクトリ | 「スタンドアロンサーバ(通常運用)」を選択した場合、指定できません。 |
プライマリノードのホスト名 | 「スタンドアロンサーバ(通常運用)」を選択した場合、指定できません。 | |
セカンダリノードのホスト名 | 「スタンドアロンサーバ(通常運用)」を選択した場合、指定できません。 |
プロセス管理用のデータベースの設定を行います。
各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
プロセス管理用のデータベースのポート番号 | Systemwalker Runbook Automationが利用するプロセス管理用のデータベースへアクセスするためのポート番号を指定します。 |
プロセス管理用のデータベース格納ディレクトリ | データベースを格納するディレクトリを100バイト以内の絶対パスで入力します。ディレクトリ名は半角英数字、“-”(ハイフン)、“_”(アンダースコア) 、半角空白で指定してください。 また、ここで指定するディレクトリには、“Users”グループに読み込み、書き込み権限を付与する必要があります。 |
プロセス管理用のデータベースアクセスアカウント | Systemwalker Runbook Automationがプロセス管理用のデータベースにアクセスするために必要となるアカウントを新規に登録します。 先頭が英字で始まる18バイト以内の英数字で指定します。 なお、本項目に指定した値は、プロセス管理用のデータベースを直接操作する場合に必要となります。 |
プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントのパスワード | プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントのパスワードを指定します。 18バイト以内の英数字、記号(*)で指定します。 なお、本項目に指定した値は、プロセス管理用のデータベースを直接操作する場合に必要となります。 (*) 以下の記号が利用できます。 !#%=~:,_ |
パスワードの再入力 | プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントのパスワードを再入力します。 |
認証サーバの環境設定を行います。
各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
利用する認証サーバの種別 | 利用する認証サーバの種別から以下を選択します。
|
使用するLDAP | 使用するLDAPから以下を選択します。 Interstage シングル・サインオンの認証サーバの場合
|
Interstage シングル・サインオン環境設定 | 利用する認証サーバの種別に「ServerView Operations Managerシングル・サインオンの認証サーバ」を選択した場合、指定できません。 |
ユーザー認証の環境設定を行います。
各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
ホスト名またはIPアドレス | LDAPサーバのホスト名またはIPアドレスを設定します。 上限値:64バイト 注意 管理サーバ上に構築したLDAP環境を用いる場合、本項目にIPv6形式のIPアドレスを指定することはできません。ホスト名またはIPv4形式のIPアドレスを指定してください。 |
ポート番号 | LDAPサーバのポート番号を設定します。 1~65535の範囲で指定してください。 デフォルト: 1474 |
キー名 | 公開ディレクトリを以下の値に設定します。 |
組織単位 | 組織単位名を以下の値に設定します。 ou=Group |
アカウント格納単位 | アカウント格納単位名を以下の値に設定します。 ou=users |
管理者用DN | 管理者用DNを以下の値に設定します。 cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config |
管理者用DNのパスワード | LDAPのリポジトリ管理者のパスワードを指定します。なお、$\"=|[]:*;+,<>?/および半角空白、全角文字は使用できません。 デフォルト: admin |
注意
[次へ]をクリックすることにより、LDAPサーバへの認証を確認します。
LDAPへの認証確認に失敗した場合、エラーメッセージが表示されますので、設定値を見直してください。
ユーザー情報の設定を行います。
各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
プロセス制御用のユーザー | 「6.1.2.3 ユーザー/グループ/組織単位の登録」で登録したプロセス制御用ユーザーのユーザー名を指定してください。 |
プロセス制御用のユーザーのパスワード | 「6.1.2.3 ユーザー/グループ/組織単位の登録」で登録したプロセス制御用ユーザーのパスワードを指定してください。 |
スケジュール起動用のユーザー | 「6.1.2.3 ユーザー/グループ/組織単位の登録」で登録したスケジュール起動用ユーザーのユーザー名を指定してください。 |
スケジュール起動用のユーザーのパスワード | 「6.1.2.3 ユーザー/グループ/組織単位の登録」で登録したスケジュール起動用ユーザーのパスワードを指定してください。 |
注意
[次へ]をクリックすることにより、LDAPサーバへの認証を確認します。
LDAPへの認証確認に失敗した場合、エラーメッセージが表示されますので、設定値を見直してください。また、以下についても確認してください。
LDAPサーバの設定に誤りがある可能性があるため、1つ手前の画面に戻って、正しく情報が設定されているか確認してください。
LDAPサーバに登録したユーザー情報、グループ情報に誤りがないか確認してください。
SMTPサーバの環境設定を行います。
各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
ホスト名またはIPアドレス | メールの送信に利用するSMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを設定します。デフォルトから変更する必要はありません。 デフォルト:localhost [必須] |
ポート番号 | メールの送信に利用するSMTPサーバのポート番号を指定します。デフォルトから変更する必要はありません。 デフォルト:25 [必須] |
SMTPサーバのユーザー名 | 入力の必要はありません。 |
SMTPサーバのユーザーのパスワード | 入力の必要はありません。 |
メールの送信者 | インフラ管理者のメールアドレスを指定してください。 [必須] |
WebコンソールのURL用ホスト名 | 管理サーバのホスト名をFQDN形式で指定してください。 [必須] |
参考
Systemwalker Software Configuration Managerは、Systemwalker Runbook Automationのメール機能を使用しません。しかし、以下の項目については、Systemwalker Runbook Automationのセットアップを進めるために入力が必須のため、表に従い、値を設定してください。
ホスト名またはIPアドレス
ポート番号
メールの送信者
WebコンソールのURL用ホスト名
Systemwalker Runbook Automationが使用するポート番号の設定を行います。
各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。
項目名 | 入力値 |
---|---|
メッセージブローカのポート番号 | Systemwalker Runbook AutomationがJava EE機能を利用するために必要なポート番号を指定します。 デフォルト: 7676 |
サーバ機能用のポート番号 | Systemwalker Runbook Automationのサーバ機能が動作するために必要なポート番号を指定します。 デフォルト: 23700 |
設定内容が表示されます。
表示された値に誤りがないことを確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。セットアップが開始されます。
セットアップが正常終了した場合、設定内容が表示されます。表示内容を確認して[完了]ボタンをクリックしてください。
注意
セットアップが何らかの原因で失敗した場合は、必ずアンセットアップを実施してください。
Systemwalker Runbook Automationのセットアップを実行します。
参考
セットアップを中断したい場合は、パスワードの入力およびセットアップ情報確認以外でENTER=>に!!を入力してください。セットアップコマンドの処理が終了します。
管理サーバにスーパーユーザーでログインします。
以下のコマンドを実行し、Systemwalker Runbook Automationのセットアップを開始します。
# /opt/FJSVswrbam/bin/swrba_setup -s |
セットアップ開始のメッセージが表示されます。
================================================================================ Systemwalker Runbook Automation セットアップツール V15.1.3 Copyright FUJITSU LIMITED 2010 - 2014 ================================================================================ Systemwalker Runbook Automationのセットアップを開始します。 セットアップを途中で中断する場合には、ENTER==>の後に!!を入力してください。
プロセス管理用のデータベース格納先ディレクトリを設定します。
プロンプトに“ENTER==>”が表示されたところで、指定するディレクトリを100バイト以内の絶対パスで入力します。
ディレクトリ名は半角英数字で指定してください。相対パスでの指定はできません。
エンターキーのみが入力された場合、デフォルト値“/var/opt/FJSVswrbam/SWRBADB”を設定します。
[ プロセス管理用のデータベース格納先ディレクトリ設定 ] プロセス管理用のデータベースを格納するディレクトリを指定してください。 ※有効なパス長は最大100バイトです。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : /var/opt/FJSVswrbam/SWRBADB ) ENTER==>
プロセス管理用のデータベースが通信に利用する通信ポートの番号を入力します。
[ プロセス管理用のデータベース通信ポート設定 ] プロセス管理用のデータベースで利用する通信ポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 9657 ) ENTER==>
プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントとパスワードを入力します。
[ プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントの入力 ]
Systemwalker Runbook Automationがプロセス管理用のデータベースに
アクセスするために必要となるアカウントを新規に登録します。
プロセス管理用のデータベースに登録するアカウントを
先頭が英字で始まる18文字以内の英数字で入力してください。
エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
( default : swrbadb )
ENTER==>
[ プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントのパスワードの入力 ]
プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントのパスワードを
18文字以内の英数字、記号(!#%=~:,_)で入力してください。
指定されたパスワードでアカウントを登録します。
ENTER==>
パスワードを再入力してください。
ENTER==>
管理サーバが利用する認証サーバの種別から”ServerView Operations Managerシングル・サインオンの認証サーバ”を選択します。”3”を指定してください。
[ 認証サーバの種別設定 ] 利用する認証サーバの種別を選択します。 1. Interstage シングル・サインオンの認証サーバ 2. LDAPサーバ 3. ServerView Operations Manager シングル・サインオンの認証サーバ エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 1 ) ENTER==>
使用するLDAPの種類を設定します。
使用するLDAPの種類から”OpenDJ/OpenDS”を選択します。”1”を指定してください。
[ 使用するLDAP設定 ] 使用するLDAPを選択してください。 1. OpenDJ/OpenDS 2. Active Directory エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 1 ) ENTER==>
LDAPのホスト名またはIPアドレスを設定します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPのホスト名を入力します。
[ ホスト名設定 ] LDAPサーバのホスト名またはIPアドレスを入力してください。 ENTER==>
注意
管理サーバ上に構築したLDAP環境を用いる場合、本項目にIPv6形式のIPアドレスを指定することはできません。ホスト名またはIPv4形式のIPアドレスを指定してください。
LDAPのポート番号を設定します。
[ ポート設定 ] LDAPのポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 1474 ) ENTER==>
LDAPのキー名を設定します。
プロンプト“ENTER ==>”が表示されたところで、LDAPのキー名を入力します。
”dc=fujitsu,dc=com”を指定してください。
[ キー設定 ] 公開ディレクトリを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : dc=fujitsu,dc=com ) ENTER==>
LDAPの組織単位名を設定します。
プロンプト“ENTER ==>”が表示されたところで、LDAPの組織単位名を入力します。
“ou=Group”を指定してください。
[ 組織単位設定 ] 組織単位名を入力してください。 ( format : ou=組織単位名 ) 例)組織単位名がGroupの場合[ou=Group] エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : ou=Group ) ENTER==>
LDAPのアカウント格納単位名を設定します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPのアカウント格納単位名を入力します。
“ou=users”を指定してください。
[ アカウント格納単位設定 ] アカウント格納単位名を入力してください。 ( format : ou=アカウント格納単位名 ) 例)アカウント格納単位名がUserの場合[ou=User] エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : ou=users ) ENTER==>
LDAPの管理者用DNを設定します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPの管理者用DNを入力します。
“cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config”を指定してください。
[ 管理者用DNの入力 ] 管理者用DNを入力してください。 例)cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config ) ENTER==>
LDAPの管理者用DNのパスワードを入力します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPの管理者用DNのパスワードを入力します。なお、$\"=|[]:*;+,<>?/および半角空白、全角文字は使用できません。デフォルトは、”admin”です。
[ 管理者用DNのパスワードの入力 ] 管理者用DNのパスワードを入力してください。 ENTER==>
LDAPへ管理者用DNの存在を確認します。
LDAPサーバへ問い合わせを行います。
LDAPサーバへの認証を確認しています…
正常に確認できた場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証が完了しました。
確認できない場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証を確認できませんでした。
管理者用DNのユーザー名とパスワードを再入力します。
LDAPの情報が誤っているために認証が失敗している場合は、“*”を入力して、LDAPサーバの情報から再入力してください。
[ 管理者用DNの入力 ] 管理者用DNを入力してください。 例)cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 また、”*”と入力するとLDAPサーバの情報を変更します。 ( default : cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config ) ENTER==> [ 管理者用DNのパスワードの入力 ] 管理者用DNのパスワードを入力してください。 ENTER==>
管理者用DNやパスワードに問題がない場合は、以下の観点で見直してください。
LDAPサーバの接続情報に誤りがないことを確認してください。
LDAPサーバが起動されていることを確認してください。
LDAPへ登録されているユーザーやグループの定義情報に問題がないか見直してください。
LDAPサーバへのネットワークが切断されていないことを確認してください。
プロセス制御用のユーザーを入力します。
「6.1.2.3 ユーザー/グループ/組織単位の登録」で登録したプロセス制御用ユーザーのユーザー名を指定してください。
[プロセス制御用のユーザーの入力 ] プロセス制御用のユーザーを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : swrbaadmin ) ENTER==>
プロセス制御用のユーザーのパスワードを入力します。
「6.1.2.3 ユーザー/グループ/組織単位の登録」で登録したプロセス制御用ユーザーのパスワードを指定してください。
[プロセス制御用のユーザーのパスワードの入力 ] プロセス制御用のユーザーのパスワードを入力してください。 ENTER==>
LDAPにプロセス制御用のユーザーの存在を確認します。
LDAPサーバへ問い合わせを行います。
LDAPサーバへの認証を確認しています…
正常に確認できた場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証が完了しました。
確認できない場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証を確認できませんでした。
プロセス制御用のユーザーのユーザー名とパスワードを再入力します。
LDAPの情報が誤っているために認証が失敗している場合は、“*”を入力して、LDAPサーバの情報から再入力してください。
[プロセス制御用のユーザーの入力 ] プロセス制御用のユーザーを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 また、”*”と入力するとLDAPサーバの情報を変更します。 ( default : swrbaadmin ) ENTER==> [プロセス制御用のユーザーのパスワードの入力 ] プロセス制御用のユーザーのパスワードを入力してください。 ENTER==>
プロセス制御用のユーザーやパスワードに問題がない場合は、以下の観点で見直してください。
LDAPサーバの接続情報に誤りがないことを確認してください。
LDAPサーバが起動されていることを確認してください。
LDAPへ登録されているユーザーやグループの定義情報に問題がないか見直してください。
LDAPサーバへのネットワークが切断されていないことを確認してください。
スケジュール起動用のユーザーを入力します。
「6.1.2.3 ユーザー/グループ/組織単位の登録」で登録したスケジュール起動用ユーザーのユーザー名を指定してください。
[スケジュール起動用のユーザーの入力 ] スケジュール起動用のユーザーを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : swrbasch ) ENTER==>
スケジュール起動用のユーザーのパスワードを入力します。
「6.1.2.3 ユーザー/グループ/組織単位の登録」で登録したスケジュール起動用ユーザーのパスワードを指定してください。
[スケジュール起動用のユーザーのパスワードの入力 ] スケジュール起動用のユーザーのパスワードを入力してください。 ENTER==>
LDAPにスケジュール起動用のユーザーの存在を確認します。
LDAPサーバへ問い合わせを行います。
LDAPサーバへの認証を確認しています…
正常に確認できた場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証が完了しました。
確認できない場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証を確認できませんでした。
スケジュール起動用のユーザーのユーザー名とパスワードを再入力します。
LDAPの情報が誤っているために認証が失敗している場合は、“*”を入力して、LDAPサーバの情報から再入力してください。
[スケジュール起動用のユーザーの入力 ] スケジュール起動用のユーザーを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 また、”*”と入力するとLDAPサーバの情報を変更します。 ( default : swrbaadmin ) ENTER==> [スケジュール起動用のユーザーのパスワードの入力 ] スケジュール起動用のユーザーのパスワードを入力してください。 ENTER==>
スケジュール起動用のユーザーやパスワードに問題がない場合は、以下の観点で見直してください。
LDAPサーバの接続情報に誤りがないことを確認してください。
LDAPサーバが起動されていることを確認してください。
LDAPへ登録されているユーザーやグループの定義情報に問題がないか見直してください。
LDAPサーバへのネットワークが切断されていないことを確認してください。
SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを設定します。
メールの送信に利用するSMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを設定します。
デフォルトから変更する必要はありません。[Enter]キーを入力してください。
[ SMTPサーバのホスト名設定 ] SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : localhost ) ENTER==>
注意
Systemwalker Software Configuration Managerは、Systemwalker Runbook Automationのメール機能を使用しません。しかし、以下の項目については、Systemwalker Runbook Automationのセットアップを進めるために入力が必須のため、表に従い、値を設定してください。
ホスト名またはIPアドレス
ポート番号
メールの送信者
WebコンソールのURL用ホスト名
SMTPサーバのポート番号を設定します。
デフォルトから変更する必要はありません。[Enter]キーを入力してください。
[ SMTPサーバのポート設定 ] SMTPサーバのポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 25 ) ENTER==>
SMTPサーバのユーザー名を入力します。
メール送信時にSMTPサーバへの認証に使用するユーザーの名前を指定します。
値を設定する必要はありません。[Enter]キーを入力してください。
[ SMTPサーバのユーザー名の入力 ] SMTPサーバのユーザー名を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、値を設定しません。 ENTER==>
メールの送信者を入力します。
メールに付与されるメールの送信者(fromアドレス)をメールアドレスの形式で指定します。
インフラ管理者のメールアドレスを指定してください。
[ メールの送信者の入力 ] メールの送信者を入力してください。 ENTER==>
WebコンソールのURLに埋め込むための、管理サーバのホスト名を指定します。
管理サーバのホスト名をFQDN形式で指定してください。
[ WebコンソールのURL用ホスト名の入力 ] WebコンソールのURL用ホスト名を入力してください。 ENTER==>
メッセージブローカのポート番号を入力します。
Systemwalker Runbook AutomationがJava EE機能を利用するために必要なポート番号を指定します。
[ メッセージブローカのポート設定 ] メッセージブローカのポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 7676 ) ENTER==>
サーバ機能で使用するポート番号を入力します。
Systemwalker Runbook Automationのサーバ機能が動作するために必要なポート番号を指定します。
[ サーバ機能用のポート番号 ] サーバ機能が使用するポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 23700 ) ENTER==>
セットアップ情報を確認します。
設定画面で入力した情報を確認し“y”を入力すると、セットアップ処理が実行されます。
“n”を入力した場合、セットアップ処理を中止してプロンプトに戻ります。
また、“r”を入力した場合、手順3から再実行します。
[ セットアップ情報確認 ] 指定された値を確認してください。 ================================================================ Systemwalker Runbook Automation運用モデル プロセス管理データベース用ディレクトリ : /var/opt/FJSVswrbam/SWRBADB プロセス管理用のデータベース通信ポート : 9657 プロセス管理用のデータベースアクセスアカウント : swrbadb 認証サーバの種類 : ServerView Operations Managerシングル・サインオンの認証サーバ 使用するLDAP : OpenDJ/OpenDS LDAPのホスト名 : swrba LDAPのポート番号 : 1474 LDAPの公開ディレクトリ : dc=fujitsu,dc=com LDAPの組織単位名 : ou=Group LDAPのアカウント格納単位名 : ou=users LDAPの管理者用DN : cn=Directory Manager,cn=Root DNs,cn=config プロセス制御用のユーザーアカウント : swrbaadmin スケジュール起動用のユーザーアカウント : swrbasch SMTPサーバのホスト名 : localhost SMTPのポート番号 : 25 メールの送信者 : cfmgmailuser@swrba.mail.server WebコンソールのURL用ホスト名 : cfmgserver.example.com メッセージブローカのポート番号 : 7676 サーバ機能用のポート番号 : 23700 ================================================================ これでよろしいですか? [y:開始/n:中止/r:修正] ENTER==> y
セットアップが実行されます。
セットアップ処理のメッセージが表示され、最後にセットアップ完了メッセージが表示されます。
管理サーバ上へのSystemwalker Runbook Automation環境の構築を開始します。 プロセス管理用のデータベースの構築を開始します。 プロセス管理用のデータベースの構築が完了しました。 Systemwalker Runbook Automationの環境設定を開始します。 Systemwalker Runbook Automationの環境設定が完了しました。 CMDBの環境設定を開始します。 CMDBの環境設定が完了しました。 管理サーバ上へのSystemwalker Runbook Automation環境の構築が完了しました。
注意
Systemwalker Runbook Automationのセットアップで異常が発生した場合は、以下の項目について確認してください。
セットアップ処理が異常終了した場合、アンセットアップを実行後、再度セットアップ処理を実行してください。
セットアップ処理が異常終了した後のアンセットアップでも異常が発生した場合、システムを再起動してください。それでも異常が解決しない場合は、技術員に連絡してください。